2016年12月02日更新
卓球あれこれ 『Q&A』 #79
『Q』 卓球の試合を観戦していると… 選手達が卓球台のネット傍の所を、手のひらで触っている仕草を見受けます。 トップ選手にかかわらず、巷のオープン戦でも見かけます。 試合中、台のネット近くまで行って、手を付けるのは何のためでしょうか? 『A』 トップ選手の試合観戦では、試合中のラリーとラリーの合間に、卓球台のネット付近を手で振れているシーンを見かける事があります。 この仕草はどのような意味があるのでしょう。 これには大きく分けて、2つの目的があるようです。 一つ目は…手のひらに滲んだ汗を、卓球台で拭うという習慣。 二つ目は…ゲームの流れを変えたい、わずかな間合いを取り息を整えたいなどの時に、この仕草をする。 まず、現在の卓球ルールでは、タオルを使用できるのは、タオルを使用できるのは… 「各ゲームの開始から6ポイントごと」 「マッチの勝敗を決定する最終ゲームにおけるエンド交替時」と定められており、 それ以外のタイミングで、汗を拭くためにタオルを手にすることは出来ません。 但し、あまりにも頻繁に行ったり、ダラダラしていると審判にも「遅延行為」とみなされる事があります。 必要以上に行うことは、マナーの観点からも、あまり良くないと考えられます。 ですから、卓球台で手のひらの汗をぬぐう時は、フェアプレーから逸脱しない程度に留める事が大切です。 |
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