2016年09月18日更新
「卓球」 Rio2016 リオパラリンピック
9月7日から開幕した「リオオリンピック」卓球競技は8日から始まりました。 ニッポンからは、男女合わせて5名の選手が個人戦に出場しています。 バタフライマダムこと「別所キミヱ」選手は「パラリンピック」4大会連続出場! ほかの選手は今大会がパラリンピック初出場です! 初陣をきって「伊藤槙紀」選手が、ポーランド「K.シェミツカ」選手と対戦しました(シエイクハンド)攻撃型 今大会「3位目標」を掲げ挑んだ初戦は、惜しくも敗退となってしまいました。 大舞台の緊張感もあったのかも知れませんね、少しミスが多かったように見えました。 相手の「クリスティナ・シェミエ」選手(37才)は、伊藤選手のバック面(粒高)をあまり苦にしていないようです。落ち着いたプレーのベテラン「K.シェミツカ」選手に、ツブ高ラバーでチャンスをつくり、フォアハンドで決める「槙紀ちゃん」のパターンを封じ込められてしまいました。 その後「K.シェミツカ」選手は決勝戦まで勝ち進み、ウクライナの「N.コスミナ」選手に0−3で敗れるも、銀メダルを獲得しています。 ■女子シングルス/クラス11(1次リーグ) 伊藤槙紀 0 (−7.−6.−5) 3 クリスティナ・シェミェニェツカ○ 続く予選リーグの2戦目は、香港「呉 バイ薈」選手(19才)との対戦です。 初の大舞台を経験し続く2戦目! 選手紹介を終え大会スタッフからタオルを受け取ると、真っ先にコートに向かっていきました(この試合の意気込みが感じられます) 相手の「呉」選手は、シエイクハンド(裏裏)攻撃型。 初戦を戦い会場の雰囲気も慣れてきたのでしょうか!? 何度も深呼吸をし気持ちを落ち着かせるシーンもありました。 ツブ高ラバーでチャンスを作り、フォアハンドで決める! 落ち着いたプレーがみられ、1ゲーム目を先取しました。 2ゲーム目は、3点先行される(0−3)ところから始まりました。 次に2点を取り返し2−3。 「呉」選手は少し台との距離をとり、伊藤選手のフォアを攻めてきます。 ここから6連続ポイントを挙げられ、一気に2−9と点差を広げられてしまいました。 伊藤選手はバック面で丁寧につなぎ3連続得点で5−9。 次に1点をとられ相手のゲームポイント5−10に…。 集中力を発揮したのはここからでした。「呉」選手も勝負を急いだのか攻めが早くなりミスが目立ち、ボールもバック側に集まってきました。 9−10と追い上げると相手側が堪らずタイムアウトをとります。 伊藤選手は10−10と追いつきサーブ権が相手に変わります。 フォア面で相手のバック側にレシーブ(少し内に入り甘くなったか)、回り込まれミドルに3球目攻撃をされてしまい10−11。 後半効いていたバック面でフォア側にレシーブでは?…どうだったかな??? 次点もミドルを狙われこのゲームを落としてしまいます、10オールからのレシーブが悔やまれました。 第3ゲームは3−11と「呉」選手の一方的な試合でした。 バック側に来たボールは緩急をつけバックハンドで返球し、フォアクロスに来たボールを上手く対応していました。 第4ゲーム、5−1と好スタート!お互いにレシーブからの得点が多くみられました。 その後展開は、9−5・10−7そして「10−9」と追い上げられたところで、日本側のタイムアウト!少し遅かったか?!(10−8から4連続失点で10−11) また12−12と追いつくも「呉」選手のペースを止めることができませんでした(12−14) 先にゲームポイントをとっていたでけにとても残念(~_~;) その後「呉 バイ薈」選手は、3位決定戦に進み「黄 家ブン」選手に3−0で勝利し、銅メダルを獲得しています。 同じリーグに「銀メダリスト」と「銅メダリスト」 運が悪いと言えばそうなのかも知れませんが、逆も真なり「伊藤」選手にも大いにチャンスはあったようにも思えます。 神奈川県から世界の舞台で戦った勇姿は日本に届いていますヨ!「お疲れ様でした」 ■女子シングルス/クラス11(1次リーグ) 伊藤槙紀 1 (7.−10.−3.−12) 3 呉 バイ薈 ○ |
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