2016年08月13日更新
リオ五輪 卓球女子団体、オリンピックデビューの伊藤美誠選手に注目!!

写真:リオ五輪 卓球女子団体、オリンピックデビューの伊藤美誠選手に注目!!

リオ五輪シングルスは終わり、団体戦に入りました。
シングルスは、男子水谷選手が日本初の銅メダルを獲得、
女子福原選手も健闘するが惜しくもメダル獲得にあと一歩でした。

卓球女子団体 ポーランド戦に3対0で勝ち準々決勝に進出しました。
この団体のメンバーでは、1番手に石川選手が取り、
15才伊藤選手のシングルス、「福原、伊藤選手組」ダブルスの3勝です。

このオリンピックデビューの「伊藤美誠選手」に注目してみました!!

ネットニュースで知ったのですが〜
伊藤美誠選手と、男子の水谷隼選手は、
いずれも静岡県磐田市の豊田町卓球スポーツ少年団で同じ出身。
同じ少年団の出身者2人が、同時にオリンピックに出場するのは奇跡に近い。

年齢は12才離れているが、互いの家に遊びに行くなど気心の知れた仲。
水谷選手と伊藤美誠選手は家族ぐるみの付き合いでもあり、
「準選手はお兄ちゃんみたいな存在」だそうです。
幼かった美誠ちゃんを準選手の膝上に載せていた写真も見ました(^^)

では、ポーランド戦、2番手シングルスの戦い方は…

団体戦を待ち望んでいた美誠選手は…
「ワクワクしている 早く試合になってほしい」という気持で待っていた。

この大会のルールは、シングルス2試合、ダブルス1試合、シングルス2試合で、
各5ゲームマッチです。
世界選手権と違った形で競技形式が制定され、1番、2番と3番のダブルス
一人は決まっていて、シングルスを戦った後、監督がオーダーを提出し、
1番2番どちらかの選手を、ダブルスのもう一人のパートナーに決める。
オリンピックだけのルールということです。(ABC-XYZ方式)

伊藤美誠選手(wr9)の相手は、帰化選手の「リー・チェン選手」カットマンです。
カットマンに対して、スマッシュが強烈な伊藤選手は相性が良い。
しかし、カットマンは一人一人カットが違うので、早く球質になれて戦いたい!!
物おじしない15才伊藤選手は、カットをものともせず
連続スマッシュで5−0ので出しです。

これだけ強い回転のカットに対して、
体幹、腕力が強いので、ことごとくスマッシュが決められると解説のお話です。
7−1とパンチ力でリー選手にカットをさせないプレーです。
伊藤選手のドライブの後、表バックカットのすごく切れてくるカットに
ミスはするものの、10−6で、最後しっかりスマッシュを撃ち抜いて11本を取った。
普段の力と全く変わらない試合をしていると、解説の宮崎氏を驚かせていた。

伊藤選手は福原選手と同じような戦型だが、福原選手は少し「引き技」をやる。
伊藤選手は「おし技」パワーを持っているそうです。

撃たれても、強いカウンターを何本も押し込んでいる。
世界卓球の時よりも強くなっていると宮崎氏。
第2ゲームも終始リードで、6点で抑え勝ちました。

リー選手も撃っては来ているが、伊藤選手の回転量の多いドライブにミスしたり、
スマッシュを入れるも、ことごとくブロックされていた。
相手の攻撃を、攻撃で返球している伊藤選手。
伊藤選手のドライブも回転を掛けたり掛けなかったり、
色々な変化をしているので、リー選手のカットミスが起きている。

第3ゲーム、7−5で伊藤選手の2本リードで、相手ポーランドのタイムアウト。
タイムアウト明け、ネット2本もあり、ジュースになった。
10-12 撃ちミスで、このゲームは落としました。

第4ゲームは、ストップを織り交ぜて戦い始めた。
福原、石川選手のアドバイスなのだろう、前後に揺さぶりだし
面白いようにスマッシュが決まる。
10-2でマッチポイントを迎え、ゲームカウント3対1で勝利して、
ダブルスに其の侭出場です。

ダブルスは右利き同士の、福原選手と伊藤選手です。
普通は左右で重ならない動きの方がベストだが、この二人はレシーブを
バックハンドでするのが得意なため、二人の構えが離れていくので、
組みやすいペアだそうです。

二人の気持ちもしっかりあっていて、ゲームカウント3対1で取りました。

この団体戦はポーランドを3対0で下し、まず団体1回戦を勝利しました。
次は、準々決勝に進みます。
オリンピックルールで、どんなオーダーが組まれるのか、ここも楽しみですね☆彡