2016年08月10日更新
リオ五輪、ヨーロッパ勢男子の諦めない戦い!!

男子準々決勝 D・オフチャロフ選手(ドイツ) VS  V・サムソノフ(ベラルーシ)です。
190cm位の長身同士、卓球台が小さく見えます。

1ゲーム目は勢いのあるオフチャロフ選手が取りました。

2ゲーム目にサムソノフ選手がラリー中足を滑らし、転倒してしまいました。
その後、脇腹を抑え、主審に申し出ました。
怪我をした場合、その治療のため10分間の休憩が取れます。
医師の治療後、試合が続行しました。
しかし、この中断で試合の流れが怪我を追った、サムソノフ選手になりこのゲームを制しました。

1対1で迎えた3ゲームが始まりました。
思わぬアクシデントで流れを失ったオフチャロフ選手でしたが、
チキータレシーブで得点を重ね5-1と、前のゲームの出来事がなかったかの様に積極的な試合運びだった。
この3ゲームでは、ドイツもベラルーシもタイムアウトを取るという、このゲームを勝負どころと考えた。

オフチャロフ選手はタオルをきちんと畳んで使用した後戻す大変几帳面さが見えました。
プレーでもまじめに考えこんでしまいミスに繋がってしまうというお話もありました。

タイムアウト明けも、気迫に溢れたプレーで体をいっぱいに使っている。
一方、サムソノフ選手も脇腹の痛みに耐え、渾身の一発をしっかりカウンターで止め14-12で勝ちました。

大変お疲れ様でした。
男子の諦めない戦いに感動です☆彡