2016年08月10日更新
リオ五輪、1ゲームも落とさずベスト4入!「福原愛選手」

卓球台は4台から1台となり、観客の全視線が注がれる試合になります。
福原選手は戦術がしっかりブレずにベスト8迄上がってきました。

福原愛選手 VS フォンティウエイ選手(シンガポール)…

フォンティウエイ選手は、ロンドン大会の銅メダリストです。
バックハンドが得意でフォアハンドでも威力がある選手です。
又、戦術も豊富な選手で、色々な事をやって来る。

第1ゲームからジュースに成り、
フォンティウエイ選手の長いサービスからバックラリーが続いたが、
福原選手は特殊ラバーを活かしたブロックが冴えていた。
バックラリーでも打ち勝ち、戦い方は勢いづいていた。
14-12で大事な初戦ゲームを取りました。

第3ゲームではフォンティウエイ選手の足が止まってきた。
右足を手で叩いたりして、この直後、フォンティウエイ選手のタイムアウト。
タイムアウト明けは、足を使わずバックハンド中心で戦い始めた。
しかし、そのバックハンドのコース替えにも動じず、福原選手は打ち勝って3ゲーム連取。

第4ゲームでは、フォンティウエイ選手はやるすべを失って苦悶の症状も見られた。
バックのラバーを嫌いフォア側での戦術までも、撃ち負けていて、
台から下がっての試合を強いられている。
福原選手は、終始台について早い切り替えもしっかり出来ていた。

今大会での福原選手は神がかっていて、何をやってもボールが入っていました。
あっという間に8−1.
フォンティウエイ選手は苦し紛れで、初めてチキータレシーブを使い4点をもぎ取っていました。
福原選手も今練習を重ねている「逆チキータレシーブ」
という新しい技術を試しましたが、これはミスでした。

圧倒的な強さで、今大会1ゲームも落とさずベスト4入りを果たしました。
解説でも、福原選手はこの大会で強くなってきているのでは…と言っていました。

次は中国の李暁霞選手です。
今の福原選手なら、勝利も夢ではありませんね☆彡