2016年07月31日更新
ラケット、ラバーの寿命はあるの!?

いよいよ、リオオリンピック卓球大会が始まりますね!
我が日本代表チームも、ブラジル入りしました。
最後の練習をガンガンしているでしょう!!

所で、皆さんは、ラケット、ラバーやシューズを見てあげていますか?
また、大会で使用できなくなるくらい古いものか?
どのくらい破れているか? 
どのくらい壊れているか?
どこが破れているか?

生徒選手のラバーがあまりもツルツルで、引っ掛かりが無いので尋ねました。
すると、1〜3年はラバーを貼りっぱなしの事が多いようです。
教えて貰った技術も、アンチラバーに近い状態では上手くできない事もありますね!

日本トッププレーヤーの審判経験では、
ラケットを見ると、試合の度に新しいものを貼り替えている様です。
しかし、
私達の試合では、ここまで貼り替えるのは、お金が掛り過ぎで出来ませんね^^;
試合を想定して、ルール的にはどうなのか?調べてみました。

一般的には、表面の特性が著しく変化していない限り、
打球に影響のない部分の破損は認められています。
すなわち、破損の大きさだけで判断するのではなく、
打球への影響が第一に考えられるという事です。

................
参考まで… 《日本卓球ルール 1.4.7.1》
色あせたり、摩耗してしまったり、あるいは偶発の損傷による色の均一性、
または表面の連続性がわずかに損なわれている場合でも、
それによって表面の特性が著しく変化しない限り容認される。
..........................

×つまり、ラケットラバーの中央部が破損している場合は、大小に関係なく使用できません。
◯フチの部分の破損は、小さいもの(2mm)であれば、使用が許可されます。

打球に影響するかどうかが、判断の分かれ目なんです。
心配な時には、自己判断せずに、試合前に審判長に確認して判断を仰いで下さい。

心配しながら、試合に入っても集中できないですからね(*^^*)