2016年07月27日更新
卓球あれこれ 『Q&A』 #73

写真:卓球あれこれ 『Q&A』 #73

『Q』
試合で、サービスを高く投げあえている選手を見かけました。
その高く投げあげるサービスをした時に、2〜3歩横に動いてから、
ラケットに当てサービスをしている選手がいました。
サービスの時、この様に動いてからしてもよいのでしょうか?

『A』
高く投げ上げつサービスを「ハイトスサービス」と言います。
ハイトスサービスでは、動いて打ったかどうかではなく、
「投げあげた場所から、どの位の位置で打球しているか」で判断します。

許容範囲と思われるサービスは、ほぼ垂直に投げ上げられたボールでは、
多少移動して打球しても、違反サービスにはならないでしょう。
大幅な移動で無ければ、ほとんど許可されます。

《参考》〈日本卓球ルール 1.6.2〉
サーバーは、ボールに回転をかけることなく、
ボールがフリーハンドの手のひらから離れた後、
打球される前には何ものにも触れずに落下するように、
16cm以上ボールをほぼ垂直に投げ上げなければならない。

数日に迫った、「リオオリンピック」の卓球試合では、
日本選手をはじめ、多くの選手が高い投げ上げサービスから試合が始まります。
こんな所にも、目を向けては如何でしょう^_^