2016年06月08日更新
胎教で卓球!?
卓球王国の中国に向かって〜 ”対「中国戦」が嫌いじゃなかったので、勝つチャンスは全然ある” ”中国人選手が100で、自分が今現在20でも、勝つチャンスは全然ある…” とテレビのインタビューで、堂々と答えていたのは、鉄の心臓の持ち主「伊藤美誠選手です」 気持ちの面、精神的に勝てれば… 中国選手を崩せれば、何とか成ると思っているそうです。 最近、このメンタルで、15歳の伊藤美誠選手は 「2015世界選手権、金メダルの「丁寧選手25歳」相手に、 とんでもない戦いをして、4-2で勝ったばかりでした。 この世界女王に快勝した、美誠選手の強さを導き出したのは、 お母さんだったかもしれないというお話です。 美誠選手はお母さんが厳しく「ママ」とは思えず、「鬼」とか 言いたかった時もあったそうです。 そのお母さんが、美誠選手にやった行動とは… 美誠選手がお腹にいる頃、世界のプレー集の録画を毎日見て、 トイレットペーパーの芯4個を繋ぎ合せた筒を、お腹に当てて、 ”ワルドナーがサーブを出しました””レシーブをミスしました”という実況を伝え… ”ママだったらこうするけど””あなたはどうするの?”と問いかけたそうです。 伊藤美誠選手がこの世に生まれ出る前に、実況中継をしていた事に、 「生まれる前の子に、解説とかはなかなか無いですよね!」と笑って退けた。 しかし、これが胎教と成った証拠があるそうです。 美誠選手が歩き始めて、卓球練習も始めていない2歳頃、 お母さんが卓球をコーチ頼まれた人に、美誠選手は近づいてきて… 「おばさん!その振りおかしいよ!」「スマッシュは足を引いてこうだよ!」とか、 「ミマが見てきた卓球はそうじゃない」と注意したのを、今現在、覚えているそうです!! それは、トイレットペーパーの実況が胎教に成ったんだと、ミマ選手も認めていた。 お母さんの「あなたならどう思う、あなたなら………」と、問いかけられ、 答えを出していたのではと言っていた。 そんな美誠選手と、お母さんの厳しい2人3脚は、すぐに始まって、 4才の時には厳しい練習が始まり、涙を流す日々が続いた。 毎日、7時間の練習に子供心にながいなぁ〜とは思っていたと、 〜笑いながら答えていました。 この厳しさ…お母さんの想いは 「中国に勝たせたいのではなくて、勝つのは当たり前になってほしかった」 というのがあったそうです。 常識的に中国に勝とうと思っていたら、越えられない… 今現在のプレーしている「姿」が、3才のミマちゃんの後ろにダブって見えたそうです。 つまり、中国選手に勝つミマ選手が見えたと、お母さんは明るく語っていた。 そしてまだありました。 寝ているミマちゃんの眠りの浅い時に、 「中国に勝てるのはミマしかいない!!」と耳元て呟いたそうです。 又、寝ているミマ選手も「うん、うん」とうなづいた。 こんな奇抜な取り組みをしてきたお母さんは… 試合形式の練習はせず、ひたすら 基礎に徹底したと云います。 フォア、バックと100本以上、ミスなく続けさせてきたと言います。 この甲斐あって10歳2ヶ月で史上最年少勝利。14歳で世界に… 基礎だけを叩きこまれていたので、格上選手との試合を重ねるうちに、 技術や戦略を吸収して行きました。 14歳5ヶ月で、ワールドツアー史上最年少優勝も果たし、 世界ランキングでもトップ10入り。 世界で躍進した選手に送られる「ブレークスルー・スター賞」を受賞し、 今年 中国の世界女王に勝利をしました。 伊藤美誠選手は、お母さんの指導について… 「つらい」「厳しい」と何回も思いましたが、 自分自身も「五輪優勝するために遣っているんだと〜」自然と体に流れてきている。〜と お母さんと似た所を感じますね(^O^) そして、いろいろ込めてお母さんに、”ありがとう”と言いたい思いを、 五輪で金メダルを取って一番のプレゼントをしたいと言っていました。 「優勝すると、心に決めて、リオオリンピックに望む」と強い決意をしていました。 この鉄の強い精神が、その望みを叶えてくれると思います。 頑張って〜\(^o^)/ |
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