2016年05月25日更新
戦術の基本は…

写真:戦術の基本は…

戦術の基本は「自分の強い部分」と「相手の弱い部分」を試合中ですり合わせていくこと」と、戦術ファイルを書かれている監督のお話です。

一番良いのは、事前に相手選手の特徴などの情報を、知っているのが良いのですが…
中々 対戦相手を全て知る、というのは不可能かも知れません!

初めて見る相手の場合は、試合の中で素早く分析する必要があるという…
又、考え抜いた戦術で1G目が取れても、2G目からはすぐに対応されてしまう。
こんなスパー選手と対戦する時は、試合の中でサービスや戦術変換をしなければ、いけないんだという事を学んだと書かれていました。
戦術の話と成ると「定石」という言葉をよく耳にしますが、現代卓球の戦術に「定石」は存在しているだろうか〜と疑問を持つようになったそうです。
その理由は…それまでの常識が通用しない程、現代卓球の技術と戦術は、発展してきていると感じていました。
現代卓球のレシーブの主流が「チキータ」になった事で、それまでの定石であった「サービスを持った時が有利」は、通用しなくなってきている。

この事で、サービスの配球が大きくは変わってきています。
相手のバック前ではなく「フォア」にサービスを出す割合が増えて、更にフォア前サービスをチキータでレシーブさせない為、相手のバック側ロングサービスを出す事も多くなったと言われています。

確かに観戦していると、今現在は、チキータ出現のせいなんですね、フォアハンドの台上レシーブ技術の進化は止まっていますね^_^
でも、将来はフォアハンドのレシーブでも、チキータの様な得点能力の高い新し技術が生まれ、普及していくと思っているそうです。「ミュータレシーブ」もチキータの反対の発想から生まれましたね。(加藤美優選手の代名詞)

つまり、卓球の戦術、技術に於いて 今後 大切になってくるものは、従来の固定観念に囚われず、新しい何かを始めていく「想像力が大切」ではないかという事でした。

皆さんも、新しい何かを見出してみて下さいね\(^o^)/