2016年04月29日更新
「勝つためのテクニック」フォアハンドドライブのマスター

攻撃型の選手にとって、最大の得点源になるフォアハンドドライブ!!
教室でも、フォアハンドドライブはたまに、基本技術の一つとして経験程度にふれています。
フォアハンドドライブには、台上での短い球足のボールや基本的な頂点付近のフォアや少し台から下がって、中距離でのフォア打ち等を経験していますが…
中々、ボール軌道や着地点等をみるということが難しい様です。

又、フォアハンドドライブは、下回転ボールなので、瞬間に擦り上げるという動作が伴いマスターするのに時間がかかり、基本のフォアのフォームが、崩れやすいかと思います。

しかし、試合等に出ている選手は、フォアハンドやフォアハンドスマッシュなどだけで、ポイントをとるのは難しいと思えるでしょう。

下回転が強く掛かっているが、台から出て来るボールに対して、ツッツキだけで対応すると、相手選手の攻撃を受けてしまうことになります。
そこで、相手より早く攻撃するには、ドライブが最大の得点源になると言えるでしょう。

フォアハンドドライブをもう一度、レッスンしてみましょう!!

フォアハンドドライブとは…
台から出て来るロングボールに対して、攻撃の柱になる技術です。

これをマスターする上で、大切なのは「スタンス(足の構え)の広さ」です。
フォアハンドドライブが安定しない選手は「スタンス」が狭い傾向があります。
狭いと体のバランスが崩れやすくなり、ドライブ技術が安定しないでしょう。

基本フォアでは、スタンスは肩幅くらいと言われますが、ドライブをする時は、肩幅の1.5倍を目安にスタンスを広めに取ることが重要と思われます。
ドライブが上手くいかない選手は、スイングに気を配る前に、スタンスの広さをチェックするとよいと教本には書かれていました。

次にスタンスを広く取ったら…
腰を回しながら、ラケットを引き、斜め上にスイングしてボールをこする様に打ちます。


スイングする時のポイントは…
※「ボールを打つ時めんの角度」が大切です。
インパクト(打球の瞬間)の時に、ラケットの面をかぶせ過ぎたり、反対にラケット面を立てたりしてしまうと打球が安定しません。
ロングボールをフォアハンドドライブする時のラケット面は、軽くかぶせるこ事が基本となります。
ドライブをマスターする為のコツは、軽くかぶせた面で「ボールの正面より少し上」を擦るように打つことといえます。

ボールを打つ時の面がポイント3点…
①打球時の面は少しかぶせる。
②面のかぶせ過ぎはNG⇒⇒⇒ネットミスや打ち損じし易い。
③ボールを擦る意識が強すぎて面を立てボールの正面を擦ろうとしてはオーバーミスが多く成る。

スイングのポイント3点…
①腰をひねりながら左足に重心を掛けてラケットを引いて、左足~右足へ重心を移動させる勢いを使って、斜め上にスイングすることがドライブを身につける為のポイント。
②右利き選手は右足から左足への重心移動を使ってスイングする。
③打球点はボールのバウンドの頂点。
又は、頂点から少し落ちた所を狙う事が基本です。


得点源に成るテクニックを、他の選手より一つでも多く身に着けたいですね(^_-)