2016年04月11日更新
卓球サービス、「膝」をクッションの様に使おう!!

皆さんの卓球プレーでは、膝を意識していますか?
テニスと違い打球距離が短いので、どうしても上半身だけを使った「手打ち」と言われる方が多いのを見かけます。
特に、自分にとって第1球目の「大切なサービス」は、膝のクッションを使い、良いサービスにしたいですね!
膝を使うと、思うようにコントロール出来て、頭に描いている様なパターンで、試合が運べると思います。

長い試合経験の中で、相手の威圧感や、初戦の緊張感、会場の雰囲気‥等、思い描いていたサービスが、上手く出せ無い事が多くありました。
その度に、サービス練習をもっともっとしなくてはと思ったものです。
教室の皆さんは、基本練習でも「膝」を上手く使うという事が、大切なんだという所まで行きつけましたか?

飛んでくるボールに対して、膝のクッションを使いながら、返球はしづらいでしょうが、サービスの練習では、自分だけの意識で出来ますね!!

サービスが上手いトップ選手は、膝のクッションを利用しています。
①ある「女子トップ選手の横回転サービス」が記載されていたのに注目してみました。
・小さめのバックスイングからコンパクトにスイングし、横下回転の変化より、コントロールに気を配っていると書かれていました。
・そして、このコントロールされたサービスで相手のレシーブを長くさせ、得意のラリー戦に引き込むのが得意パターン。

*コントロールを高めるポイント…
「深く曲げた膝」の動作が、打球時の衝撃を吸収するクッションに成り、サービスを狙い通りにコントロールしやすく成る。

この女子選手がよく使うサービスが、「横下回転サービス」で、序盤はこのサビースを中心に組み立てているが、表ソフトラバーでのバックハンドでは、段々と相手選手にレシーブされ、サービスから思う様に得点できないシーンもあった。
こんな時の様に、追い込まれてきた場面で使い始めたのは、「シンプルなナックル性サービス」

②「シンプルなナックル性サービス」のコントロールを高める為のポイント!!
・横下回転サービスと同じ様に、膝を深く曲げて打球時の衝撃を吸収するクッションを使う。

この選手の様に、序盤効いているうちは、得意サービスから得意のラリー戦で戦い、相手に上手くレシーブされ始めたら、シンプルなサービに切り替えて、相手に効くサービスを探し当てる嗅覚が「光るサービス」に変更していた。


まずは、どんな「サービス」も思い通りにコントロール出来るのは、膝をクッションの様に使います。
正確性重視のスイングが出来る様に、サービスの練習をする事が、はじめの一歩だと思います(^.^)