2016年03月25日更新
「丹羽孝希/吉村真晴」ペア 中国を撃破!!

ITTFワールドツアー2016スーパーシリーズ「カタールオープン」
3月23-27日までドーハで行われています。

先週は「クウェートオープン」
今週の日本選手の活躍を覗いてみました(チラッ!!)

本戦1回戦では「丹羽孝希/吉村真晴」組が、中国の「馬龍/許シン」組との組み合わせになっていました。
「馬龍/許シン」組は、第4シードで先週のクウェートオープンで優勝をしています。

「丹羽/吉村」ペアは、出だし好調!
丹羽選手の巻き込みサーブ!
台から出るか出ないかの長さで「許昕」選手に2本連続のサービスエース!

レシーブでは、バックストレートに送るチキータも、馬龍選手のミスを誘っていました。
そして、丹羽選手のトリッキーな「サイドカットを入れたショート」など、前陣での対応が素晴らしかったです。

吉村選手も回り込んでのドライブや「台上フリック」など、自分から攻めていくパターンでは安定したプレーが見られました。
その好調さは第1ゲームと第2ゲームを連取するという形で現れました。

しかしながら、ここから上手く行かさせてくれないのが王者「中国選手」の強いところ!!

台上からのプレーでは、先に攻めらてからのパターンが多くなったり、攻めるもコースが甘いと盛り返してくるのが中国選手。
丹羽選手も後ろに下げさせられ、パワープレーではテクニシャン「丹羽選手」の良さが半減してしまいました。

今度は第3・第4ゲームを奪われ、最終ゲームを迎えます。
ニッポンペアは、前半我慢してついて行き、5-4で折り返しました。
後半はサーブがとても丁寧に出せていたところが、良かったのではないかと思いました。

レシーブ優位のダブルスでは、先に強く攻められないというのは、サーバー側にとっては有難いことですね。

丹羽選手の「巻き込みサーブ」は、「馬龍」選手が首を振るほど有効でした。
この試合は、サーブ力が「中国選手を封じ込めた試合」ではなかったのかと思います。

〇丹羽/吉村 9. 7. -5. -5 .7 馬龍/許シン(中国)