2016年03月05日更新
2016世界卓球,再びの北朝鮮戦、死闘を制し天才少女も泣いた!!
2016年世界卓球マレーシア大会の女子団体ベスト4は中国、台湾、北朝鮮、日本に成りました。 2016/3/4クアランプールの会場で、日本は北朝鮮と因縁の再戦で、運命の準決勝を戦いました。 結果は、3対1で日本が死闘の末勝利しました。 再戦とあってオーダーを練った両国、一戦目とオーダーを変えたため、前戦と同じ相手と当たる事と成った。 「勝てば決勝へ〜負ければ終わる」大事な試合の1番と4番を任されたのは、2000年生まれの世界NO1中学生の伊藤美誠選手! 伊藤選手は、このマレーシア世界卓球で負けなしの5連勝中… 世界卓球団体戦が楽しくて仕方ない、最強中学生は笑顔の度強くなる。 しかし、この北朝鮮戦は違った!! 生まれて初めて撃つ事が怖くなった!! この死闘を制し、天才少女の涙は止まらなかった。 日本 VS 北朝鮮のオーダーと結果は…… ×1番…伊藤美誠選手0 VS 3 キムソンイ選手 (-4、-6、-7) ◯2番…石川佳純選手3 VS 0 リ・ミョンスン選手(6、8、5) ◯3番…福原愛選手 3 VS 1 リ・ミギョン選手 (5、6、-2、6) ◯4番…伊藤美誠選手3 VS 2 リ・ミョンスン選手(-4、8、-18、7、7) 5番…石川佳純選手… VS … キムソンイ選手 (……………………) 一番目の試合は、「伊藤選手」対「キムソンイ選手」… キムソンイ選手は、カットマンながら、大変攻撃の上手い選手です。 伊藤選手は最初の出だし、1本目からカットボールをスマッシュで決めた。 前後に揺さぶり、チャンスを作り出して打つ作戦だったが、再戦の北のカットマンは違った!! キムソンイ選手は、誘い玉を送りミスをさせたり、攻撃でも余裕の戦いぶりで、4、6、7のストレートで伊藤選手にあっさり初黒星を付けた。 二番手に頼もしいエースの石川選手… 前の試合での戦いを活かして、遅いボールを使い、慎重にバックを攻めて、カットマンのバックを潰しに行った。 相手選手の焦りを生み出して、打ちミスをさせ石川選手のペースで戦っていた。 職人さんの様な見事なカット打ち、完璧なプレーで、マッチを制し、伊藤選手の負けを取り戻して1対1のタイの戻した。 三番手に、石川選手からバトンを受け取ったのは、伊藤、浜本選手のあこがれのキャプテン福原選手です。 「福原選手」の相手は、攻撃マンの「リ・ミョンギョン選手」… 第一ゲームは”サアー!サアー!”と2本ポイントで出だしから好調!! 第ニゲームも台上シュートドライブも繰り出して、好調の侭ゲームを制した。 第三ゲームは「ロングサービス」を一発叩いての流れが変えられず、2点で落としました。 2対1での第四ゲームは、苦しい展開もあったが、この日の福原選手は違った〜 気持ちを立て直して6点で勝ちました。 第四番手は、世界大会で付いた初黒星を取り戻したいと、石川選手から戦い方を伝授された伊藤選手が再びカットマンに挑みました。 「伊藤選手」VS「リ・ミョンスン選手」… リ・ミョンスン選手は守備範囲の広さは世界一のカットマンで、世界3本の指に入る、見事なカットを繰り出す選手です。 第一ゲームの出だしは、遅いドライブ、速いスマッシュと試したが、石川選手は裏裏の左選手、伊藤選手は表裏の右選手で、戦い方の戦術は違っている様だ。 自分なりに考えて戦っていくが、リ・ミョンスン選手の深いカットに、ミスが連発し4本で落としてしまった。 このゲームでは、まだ回転量が読めていなかった。 第二ゲームでは、ストップが効いて8本で、ゲームを取り戻した。 第三ゲームのジュースから死闘が始まった。 このゲームでは21本勝負だったかな?と勘違いをしてしまう程の、長〜い長〜い戦いになった。 死闘を制したのは、20本を先にとった北のカットマンでした。 15歳が経験した、「初めての壮絶な戦い」を強いられていました。 しかし、この負けの長いジュースで、伊藤選手の戦い方が変わってきた。 カットが浅かった時には、伊藤選手のスマッシュが決まり、深いボールにもツッツキミスも少なくなって、あの死闘で「リ・ミョンスン選手」は、足の動きが重くなってきた。 ここからは、伊藤選手のプレーらしさが戻ってきて、このゲームで成長が伺えた。 第四、第五ゲームとも7本でマッチを制しました。 試合が終わった後、いつもの笑顔はなく、考え抜いた試合で頭が痛くなり、涙が止まらなかった!! インタビューに答えて… 「福原選手」は伊藤選手の涙の気持が、良くわかる。 重圧の中、皆で一丸になって頑張った結果、勝てて良かった。 「石川選手」は皆で力を合わせ、厳しいドローだったが、一戦一戦頑張って勝てた。 「伊藤選手」は、すごく嬉しい!! 1試合目、前には勝ってたのに、負けてしまって、4試合目には勝てて良かった。 頭がクラクラしている(T_T) 次の決勝は、待望の中国戦ですね!! 45年ぶりの世界一へ3エース一丸で挑んでくださ〜い☆彡 |
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