2016年03月03日更新
2016世界卓球, [ドイツ戦]恐るべき中学生は健在だった!!

全勝でグループリーグを首位突破したい…
日本の3番手に参戦したのは、緊張はしないと話す、精神力の強い15才「伊藤美誠選手」
世界大会は「個人やダブルスで経験しているから、初めてではない!!」と話していた。
技術力も精神力も大人並の恐るべき中学生です。

「伊藤美誠選手wr12位(15才)」VS「ウインター選手wr58位(23才)」の試合です。
結果は…10、-10、7、5の3−1で勝ちました〜\(^o^)/

第一ゲームは腹の探り合い、3-6で伊藤選手が追いかける展開です。
ドイツ「ウインター選手」はとにかくバック廻り込みの好きな選手でした。
伊藤選手はここを攻めどころと考え、大きく廻りこんで空いたフォアコースに表バックハンドでボールを運んでいく。
この戦法が効いて、ジュースから2本連取して勝利。

相手ウインター選手はサービスで意表をついて上げずに速いロングサービス。
審判に注意を受けていた。
隙なく打ってくる、全く油断できない相手である。
伊藤選手のラバーもバックが表で福原選手と同じ様に、ドイツ選手は慣れているようです。
後は、コースや緩急、ナックルなどを交え戦っていくしか無い。

第二ゲーム、10-10のジュースを取られたが、その後のゲームは7、5点でマッチを制しました。

最後のゲームでは、10-5のゲームポイントを手繰り寄せた大事な所で、「ドイツのシルバーアイゼン選手」がレッドカードを受け、退場を命じられる場面もあった。
その時の伊藤選手は、表情も変えず94km/hの3球目攻撃で決め、3−1で「ウインター選手」に勝ちました。

こんな”団体戦初めての世界大会で発揮できるなんて、凄いですね〜^_^
解説の近藤氏も、伊藤選手はよく相手が見えている”素晴らしい! 恐れいりました!!”と言っていました。

日本はドイツには負けましたが…
グループリーグを4勝1敗で「B組首位」で通過することが出来て、中国とは反対側のシートを取ることが出来ました。
■決勝トーナメント45ぶりの金メダルを目指して、準々決勝から登場です☆彡