2016年02月06日更新
運動こそ最適の脳サプリ!!
私達皆はいつも健康維持の為、体を動かしたり脳を動かしたりして、活力ある日々を送りたいと思っています。 そして、いつまでも元気に卓球にスポーツに親しんでいたいですね☆彡 こんな事を思っていた所、ある脳科学者の方が「脳と体の関係」についてお話をしています。 「脳が体力に関わる知能」には2つあるそうです。 一つは「流動性知能」もう一つは「結晶性知能」という2つの知能が備わっている。 ■「流動性知能」は記憶力や判断力で、新しい出来事に対処する能力、体力とよく似た低下をたどるが、使い方次第で、低下する程度に個人差が表れてくる事が解っているとのお話です。 これは2005年頃からの調査により、脳の「海馬」など、記憶に関する部位にその結果が表れたそうです。 また、運動だけでなく、日常的に家事をこなしたり新聞を読んだり、細かい手作業をしている人は80歳であっても20歳の若者と遜色無い数値を示したりする。 その活動をしていない人には「アルツハイマー病」の原因物質の「アミロイド」の蓄積量が患者さんと同等の数値を示す事があるという。 「運動こそが最適の脳サプリ」と言われ、脳に良い影響を与える事が分かりました。 又、「アルツハイマー病」のリスクを下げるの効果として、生活習慣病(高血圧、高脂血、高血糖)の薬があると知られているそうです。 こうした症状を指摘されている方は、医師のもと「正しく薬を飲む、食生活、定期的な運動」等の生活改善を心掛けたいですね! ■もう一つの「結晶性知能」と呼ばれ、加齢で低下する「流動性知能」とは逆に、年齢を重ねるほど伸びる力もあるんです(^_-) いわゆる「年の功」と同じ知恵や知識や経験で伸びる力となる能力で人間特有なんですね。 加齢で低下する知能のピークは18歳~25歳ですが、「年の功」と呼ばれる知能のピークは残念ながら60歳代です。 この後は低下していくのは加齢で…「思い出す」という作業がだんだん難しくなっていく~ 理論上では、歳を重ねると重ねるほど「知恵や知識や経験」は増えていきます。 長寿は「結晶性知能」の備えが多くなります。 しかし、時に任せているだけでなく、伸ばすには人との関わりやコミュニケーションを持つ事が良いとされています。 卓球などスポーツは最適で、仲間と一緒に、スポーツに親しむ事で脳に「公共性が高い」という性質を起因するそうです。 年齢によって衰える能力は、残念ながらありますが~ それ以上に、年齢とともに伸びていく能力のほうが実は圧倒的にボリュームを占めると話されています。 脳というのは、自分一人だけが満足するような利己的な事に没頭するより、人の為に役立つ事、責任ある役割を果たす等がより活性化でき、より高い意識を持つ人は、認知症になりにくいというデーターもあるそうです。 (卓球指導者や審判員なんかは脳にうってつけなんですね(^_-)) 逆に「人との付き合いは面倒…」「体を動かす事から遠ざかっている」方達は、自分の脳と体の為に頭に留置いておきたいですね! (卓球教室でも、中々 思った様に出来ない等と考えず、脳と体の為に長く続けて行くと良いですね) 充実感と運動刺激で脳の活性化…難しい話ですが~(._.) 運動をすると、脳内で「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という成長ホルモンに、よく似たタンパク質の分泌が増加します。 「BDNF」は脳細胞を生み出して伸ばす働きがあり、これが運動によって増える事で、新しい細胞が生まれやすく、記憶も作りやすくなると言う好循環が起こります。 反対に、「BDNF」の分泌が減ると、新しい細胞が生まれなくなり、うつ的な状態になりやすい…^^; 「老年性うつ」もこれと似た状態と考えられて、最近では医療現場で抗うつ効果がある「運動療法」が取り入れられているとお話していました。 脳と体に効く運動… ・既に卓球を遣っている方は継続をし、過去に経験のある方はすぐに卓球を再開してみては如何でしょう ・インターバル速歩… 「①2~3分間、普通にウオーキング」「②次の2~3分間は出来るだけ速歩」を繰り返して筋力・持久力を無理なく向上する。 運動時間は②の速歩の合計が週60分以上を目標に! 又、三歩目を大股で歩くなど工夫もOK! ・「ジュアルタスク」を取り入れた運動… ①ウオーキングしながら「100~順に7を引き算」 ②踏み台を昇降しながら「しりとり」 ③ウオーキングしながら「負けじゃんけん」…右手でグーを出したら左はチョキ、右手でパーを出したら左手はグーという様に(難しかったょ~^^;) 最後に、有酸素運動である事が大切ですね! 卓球練習時には、ボールと台の大きさなども注意したり有酸素に心掛けたり、脳はフル回転になりますね\(^o^)/ |
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