2016年01月17日更新
「2016全日本卓球選手権大会」3年連続8回目の優勝に向かって!!
2017.1.17日の東京体育館では最終日の男子シングルス決勝が行われました。 「水谷隼選手・26歳」VS「張一博選手・30歳」です。 結果は、水谷隼選手が第一Gを9本で取られたが、(−9、4、4、7、6)と危なげなく、ゲームカウント4対1で勝ちました。 今大会ではダブルスとシングルスの2冠でした。 8回の優勝は「齋藤清選手」と並びました。 「張一博選手」も「水谷隼選手」もサウスポーで、試合前の練習では、台に近い距離で打っていたのは張選手で、水谷選手の方が少し離れて打っていた。 第一G…この練習のように、張選手はコンパクトに台に近いプレーで、相手水谷隼選手に攻め込めせない様にして、プレーでは張選手のほうが分がある様に思えました。 そして、張選手を崩す為には、水谷隼選手はタイミング、緩急と崩す事が出来ると良いのでしょうか? このゲームは9点で張選手が勝利! 第ニG…ニゲーム目では、水谷隼選手がリードして(4−2)で、タオルを取った。 (7−2)と水谷隼選手は攻めのコースや、緩急あるプレーで6連続POINT。 水谷隼選手の攻撃は、ミドルからフォアやバックとコースを変え、10−4であと1本。 最後は、先に仕掛けた張選手のボールを、ミドルへカウンター攻撃で、水谷隼選手が第二Gを制した。(11−4) 第三G…水谷隼選手は張選手のスピード感が、しっかり掴めてきた様です。 チキータレシーブから、左右の深いコースへ打ち、張選手を大きく揺さぶり、張選手のリズムは崩れていく。(8−3) 水谷隼選手はフォアでミドルへ攻めて、POINTを取って行く。7連続POINTで(10−3) 水谷隼選手は張選手を自在に動かせるようになって、このゲームはわずか4点で勝った。 第四G…このゲームも水谷隼選手は徹底して、フォアからミドルへのスマッシュで攻めている。 張選手も台から出ないように、ストップボールを慎重に置いていた。 でも、張選手の長いラリーでは、サイドが切れず、コースが甘いように感じました。 そして、調子の上がってきた水谷隼選手は、張選手の次の手である、バック、バックを先に読んで、待ち構える。 このゲームでは張選手のレシーブが良くなってきて、(6−5)と1点リードをしたが〜、ほんの少し、ボールが長くなってしまい6−6の同点に。 この同点に追い着いた所から、ラリーの強さやフットワークが素晴らしく、水谷隼選手がラリーポイントを重ねる。(8−6) その後も、ストップ、ストップから打っていったり、張選手のカウンター攻撃を、待ち受け攻めている。 10−7になった所で、水谷隼選手のコーチから”タイムアウト!” アドバイスは「フォアからのストップを狙っていけ」という事でした。 エッジも手伝って11−7で勝ち、ゲームカウント3対2で、8回目の優勝に向けてあと1ゲームと迫る。 第五G…このゲームでは、前陣のカウンター攻撃をしていくプレースタイルに変えている。 サービスも効いていて、レシーブの浮きを見逃さず、1発でスマッシュも決まっていく。 張選手の速い攻めで後ろに下げられた場面でも、水谷隼選手は単純に下がって凌ぐだけではなく、下がりながらも相手を攻めている。 *解説でも…日本で技術のバリーエーションが最も多いのは、この水谷隼選手だと言っていました。 3年連続、8回目の優勝に向かってここからは… サービスのバリーエーションも活かし、高く投げ上げて、下回転でサービスPOINT(5−3)までも成功! ストップから攻め込み、張選手の速さに対応し、台に付いても離れても、水谷選手の素晴らしいプレーがあり〜6点で優勝にを決めました。 「水谷隼選手」と「張一博選手」の決勝は5年振りだったそうです。 ”大変楽しい試合を観せていただきました。” 水谷選手の優勝インタビューでは… 「今年は「自信が無かった全日本」だったので不安に思っていたが、段々調子が上げってきて、決勝では自分のプレーが思い切り出せた試合だった」 「優勝回数も8回と日本のトップに並んだが、9回、10回と優勝を目指したい」と目標も語っていました。 今年のボール変更に伴い、道具の見直し等、課題の多い年だったのかもしれませんが〜今年の水谷選手の戦い振りを観戦させて頂き、「リオオリンピック」では良い試合を、観せていただけると確信しました。☆彡 |
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