2015年12月20日更新
「マレーシア団体戦 日本男子選考会 僅か1枚の切符を勝ち取った「松平健太選手」
「世界卓球 クアランプール大会団体戦」のメンバー5人の1人決める、男子代表選考会が福島県ユラックス熱海で行われました。 代表1名をかけた決勝では「松平健太選手」VS「岸川選手選手」の対戦に成りました。 「松平健太選手」はグループリーグ8勝1敗で勝ち上がり「岸川選手選手」は7勝2敗で勝ち上がった。 第1ゲーム目は、松平選手の立ち上がりからの積極性がみられ、4−0とリードを広げていた。 ここで、岸川選手もカーブドライブで1本とり4−1としたが、その後も積極的な攻めは止まらず、11−4であっさりゲームを勝ち取った。 このゲームは松平選手の積極的プレーが目立っていた。 第2ゲーム目は、二人の激でしい打ち合いから始まった。 大きなラリーでは、岸川選手の少し下がった所からバックハンドでは、ボールに重みが感じられる。 台上処理の速さでは松平選手のポイントになるが、フォアハンドでも重いボールの撃ち込みでは、岸川選手が上回る。 7−6、8−6、9−7とリードをしている松平選手が、9−8に追いつかれた所で、松平選手ベンチサイドから「タイムアウト」 リードで一気に行きたい所が、追い上げられて、このタイムアウト明けの1本が、勝利の鍵を握る。 積極的な攻めで、岸川選手のサービスを、台上でチキータレシーブで、11−8と2ゲーム連取の松平選手。 第3ゲーム目は、序盤は、岸川選手がリードを奪い4−1。 ネットエッジ等も手伝い、9−3とリードを広げている。 松平選手もスパープレーが出て、体をクルッと1回転で、岸川選手の撃ち込みに応戦、3点差まで詰めてきていた。 しかし、岸川選手のみごとなバックカウンターで、最後の1本を決め、11−6でこのゲームを取った。 第4ゲーム目は、11−8 岸川選手が追いつきゲームカウント2対2とした。 第5ゲーム目は、2対2で迎えた7ゲームマッチでの5ゲーム目。 2−2、ストップの応酬で浮いた所を、台上スマッシュで撃ち抜いた岸川選手が、リードしている。 7−6になった所で、岸川選手が「タイムアウト」 タイムアウト明けでも、松平選手のしゃがみ込みサービスで、7−7となってしまった。 ここから、松平選手の逆転劇が始まった。 岸川選手が集中し10−8でゲームポイントを迎えたが、その1点が遠い!! 10−10のジュースが取れず、岸川選手が5ゲーム目を落とし3対2となった。 第6ゲーム目は、5ゲーム目のジュースを制した勢いがつづき、序盤は5−2とリードしている松平選手。 岸川選手もサイド横からスマッシュで入れたあと、足を滑らすも、松平選手の押さえが効かずオーバーミス。 しかし、ここから松平選手がバック、バックラリーにも打ち勝ち、台上の短いボールが、岸川選手の長いフォアハンドのオーバーミスを誘っている。 松平選手10−7、レシーブから積極的にプレーして、11−7でマッチポイントを制しました。 マレーシア団体戦の5人目のわずか、1枚の切符を手にしたのは「松平健太選手」でした。 接戦になった戦いでしたが、積極性が光り、代表の座を取ったと思います。 松平選手の速効性もプラ時代大切な武器になっていると思いました。 おめでとう御座います☆彡 *女子団体選考会は、12/23(水)〜3日間 40人で戦う模様を配信開始予定と言っていましたよ〜 女子の決定者は「石川佳純選手」「福原愛選手」「伊藤美誠選手」の3選手です。 |
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