2015年11月30日更新
「団体戦」ベンチに戻る選手へ「気持ちと声掛け」は…
ずっと前の事になりますが「大きな大会の団体戦」に、選抜構成チームとして参戦した時のお話…。 1番手「年代別シングルス」に出場、相手チームはイボ高の選手。 この時私の戦型は、裏ソフトラバー「ペンホルダードライブ型」 自分なりの「イボ高戦術」を持ち2ゲームを先取。 ベンチに戻り「監督・コーチ」と決められた順にアドバイスを頂きました。 “丁寧に繋いでばかりいないで、イボ高なんて簡単な試合。ドンドン打っていきなさい”…。 そのコーチからして見ると、年代上の戦い方は簡単に見えていたのでしょうか? そのアドバイスをうけ「攻めなければ…」という気持ちが裏目に出て、打てないボールまで手を出す始末。ミスが続きイボ高選手の術中にはまり、敗戦をきしたことを思い出しました。 選抜チームということ、普段から練習等を共にしていないということもあったのか、そのプレーヤーのことも知っていないと、ゲームが裏目に出てしまうこともあり、ベンチコーチの難しいとこなのかも知れません。 相手に効いている(戦術・流れ・勢い)は、大事にしたいですね!!(選手もベンチも…) ■試合途中までリードしていて、終盤になり追いつかれてきた場合…の気持ち 1.「ひょっとしたら勝てるかも…」と試合結果を考え始める 2.「このままリードを守れば勝てる」と守るために、安全なプレーをしはじめる 3.試合が早く終わることを願い始める ■リードされていて、負けることを覚悟している場合 1.「このままだと負けてしまう」イチかバチか強気でいこう 2.「強いボールを思い切り出して、負けてもともと」と考え、今までと違うプレーと集中力も高めてくる 両者と比較してみると一目瞭然ですね。 リードしていた選手が追いつかれるのも時間の問題と思われます。 大きな大会では「タイムアウト制」がとられ、アドバイスをうけたり、間をとることもできますね。 ベンチでかける言葉としては… 1.「大丈夫・大丈夫、試合はこれからだよ…」 2.「今のプレーは悪くないよ…」 3.「今は相手のミスを誘う(コースとり・ナックル・切って…)のようなプレーを思い切ってやるだけだよ」 ★大丈夫。ここからが勝負だ ★○○サービスからの△△の展開が良く効いているよ この様なシンプルで短いアドバイスを送り、よいプレーを示して自信を取り戻させることが大切なのかも知れませんね(^_^) 選手は… ・安全にいこう ・勝ちそう ・負けそう ・早く終わりたい のような…弱気な気持ちは引っ込み、プレーに集中できそうですね |
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