2015年11月17日更新
今年「プラボールで勝ち抜く」工夫

今年のインターハイ、男子シングルでは青森山田高校の「三部航平」選手が、栄冠に輝きました。今頃10月号の「卓球レポート」を読んで、三部航平選手の初優勝のカギを見つけちゃいました。

精神力では、この高校選手全員に共通している「一見地味に思われる様なプレーで得点を取るのが非常にうまい」と書かれていました。
また、この学校の象徴ともいわれる「どんな時にも動じない精神力の強さ」

「男子シングルス初優勝」三部選手の思いは…

母校は今年いっぱいで卓球部強化を終えるという学校事情…。
このことで多くのOBが集まった声援の中負けられない状況、驚異的な精神力が発揮されました。

練習を積んできたという思いが、自信を持ってプレーすることができるのだといいます。

技術面ではボール変更前、フォアのスイングが大きく、台から下がるクセがあった。
現在のプラボールの試合では、スイングをコンパクトに、前陣での連打と威力や精度が増しているといいます。

このインターハイ男子のプレーの変化は…。
・サービスの工夫があった
(※アップダウン系のサービスが増えた)

・チキータ対策はこれからも必須の技術

・チキータをさせないために、要所で「バック側にロングサービスを出す」というパターンが多くなった
(※チキータをさせないサービスの工夫とチキータをされた後の対応力を磨く)

水谷選手も邱建新コーチに代わり、チキータとカウンター攻撃を強化、サービス力やフォアドライブの威力も増したことで、プラボール時代をリードしているようです。