2015年11月15日更新
ITTFワールドツアー2015「スウェーデンオープン」②
今月の11日から行われています「スウェーデンオープン」も今日が最終日。 昨日行われました「女子アンダー21」のクラスでは、浜本由惟(wr57)選手が、セーチ(POU)wr72)選手に3-1で勝利し優勝。 そして、早田ひな(wr59)選手も3位入賞をされていましたね。 ゲームを見ていると、相手より先に攻撃をしかけていることにより、試合を有利に進められていました。守っているだけでは攻められてしまうんですね。いつでも攻めれる姿勢はもっていなくていけないようです。 男子ダブルスでは、森薗政崇/大島雄哉組が、準決勝で中国の「樊振東/張継科」組と対戦しています。日本の右左のペアに対し、中国側は右利き同士の組み合わせ。 ダブルスでは動きが重なりづらい右利き・左利きの組み合わせが有利とされていますが、そこは中国。台上技術の向上・発展によりレシーブから強く攻めれるというところも、強さの要因と言えるのかも知れませんね。 攻撃マン同士の試合はとかく打ち合いのラリーとなりますが、ゲームカウント1-1で向えた場面、中国側が8-3でリードしているからでしょうか。 樊振東選手がバックカットでしのぐ場面。 そこは打ち込まれ張継科選手がミスをしてしまいましたが、次のカウントからのラリーではフォアカットで返球し、大島選手のミスを誘っています。 攻撃マンと云えども全部が攻めれるわけではないのですね。 たまにはカットマンの練習もやってみよう~とっ!! 試合は最終ゲーム。4-2でリードを向え、森薗選手のレシーブからの場面。 2本差あるところからチキータレシーブかと思われましたが、フォア前へのストップレシーブ。 そこを樊振東選手にバック深く押しこまれ、大島選手がクロスにバックで救い上げたところを、張継科に待たれて打ち込まれる4-3。 次は積極的にチキータレシーブ、クロスに決まり5-3でチェンジコート。 森薗選手からの1球目フォアサーブに対し少し長めだったでしょうか、 張継科選手はフォアストレートにチキータレシーブで5-4。 2球目は短めでセンターよりにきたサービスを、クロスにレシーブされ5-5の同点とされてしまいます。 張継科選手にはオミトオシだったでしょうか。 流れが変わって中国側に来たサービスからの展開は、3球目でフォア前に来たストップレシーブを、樊振東選手はバックで回り込み、森薗選手の待ちを外すようにクロスに流し5-6。 2球目大島選手のレシーブは、チキータでの攻めを試みるもオーバーミス。 チェンジコートからの4本連続失点が響いたのでしょうか、流れは変わることはありませんでした。 …しかし、2-3(9、-9、-6、9、-9)というところまで追い詰めた「森薗/大島」選手は、中国選手にとって今後も脅威となる存在は間違いないでしょうね。 今後も益々も楽しみになってきましたよッ!! |
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