2015年11月01日更新
「石川佳純選手」ベテランとの準決勝

2015 女子ワールドカップ 仙台の最終日、石川選手が準決勝に進んでいます。
「石川佳純選手」VS「LI JIAO」戦は、今日 11月1日の10時から始まりました。

1ゲーム目…LI選手がプッシュショートでフォアへバックへとスマッシュを、確実に打ち分けてくる。
石川選手はタイミングを崩しドライブがネットに繋る。
ラリー中、緩急を織り交ぜたドライブのみが有効で、LI選手のミスを誘えたが、早いタイミングでのスマッシュには、LI選手のショートはピッタリ合っている。
その後も、LI選手はストップ、ストップのラリーにも台上のフリックでポイントを上げている。
11−6.11−9でLI選手の2ゲーム連取!

しか し、石川選手の反撃が始まった。
スタート連取で5ポイントを奪い5-0。
LI選手は1本を取り返して5−1の所で、タオルに手を伸ばして顔を拭い、ここから集中し4点を取り戻した。

石川選手はラリーに、緩急を織り交ぜてプッシュショートミスを誘うしかない。
レシーブを待ち受けて、1発でストレートスマッシュで撃ち抜いた。
この後、ストレートへスマッシュが決まり積極的な攻めが見えてきました。
ゲームポイントが見えてきても1本が遠い。
LI選手のスマッシュミスも手伝って11-8で勝った。

4ゲーム目も11-6で勝ち2対2のタイに持ち込めた。
5ゲーム目も簡単にはラリーを制することが出来ないほど、ベテランの技術は光っている。
しかし、石川選手のエッジボールには、思わず苦笑いも見せたが、ベテランの意地のこもったラリーでエッジボールのお返しで7-7。
取りつ取られつのゲームと成り、最後はLI選手のショートがネットに掛かり、台からこぼれて15-13で、石川選手が1ゲームリードして3対2とした。

6ゲーム目はLI選手からのサービスで始まった。
LI選手の3球目攻撃が台からこぼれ「サーー!!」と石川選手の声が響く。
この声が後押ししてリードを重ねて6-1。
石川選手のスマッシュ、フリック、レシーブも決まりだしミスが無くなった。
あっという間に9-1。
マッチポイント迄あと2本と迫ったが、LI選手の反撃が始まり2本が遠く、9-4。
何とか1本取って10-4と光が見えた。
最後はサービスポイントで11点をもぎ取って、2ゲーム連取されたところからの勝利だった。

決勝は2時半から「劉詩文選手」と「石川佳純選手」の対戦となります。
我が日本選手の決勝戦が観られワクワクしてきました\(^o^)/