2015年08月10日更新
日本女子ジュニアの練習

最近 世界をリードしている日本女子ジュニアの強さの秘密は何処にあるんだろう(・∀・)
大会成績だけでなく「みうみま」ペアがギネス世界記録に認定されたり、伊藤美誠選手では3個もギネス達成しているそうです。…すごいね〜!!

我が日本にも「味の素ナショナルトレーニングセンター」という施設ができて、トップクラスの選手達のプレーサポートをしている。
女子ジュニアナショナルチームには、厳しい練習で知られている韓国出身の「呉光憲JNT監督」がチームジャパンカラー作りを支えるため監督に就任していた。

このセンター合宿では、伊藤美誠=早田ひなと、佐藤瞳=加藤美優、浜本由佳=皆川優香、長崎美柚=ツアオウエイ靖トレーナー、
平野美宇=劉潔コーチという練習相手で、監督の厳しい目の光る中、コーチやトレーナーとともに汗を流していたそうです。

呉監督は…フォアハンドの強化を再優先として考えているんです。
その理由は、バック対バックのラリーにいくら強くても、威力あるフォアハンドのスピード、パワー、回転量の向上が必要だという。
シンプルな「フォアハンド」の強化は得点力の向上に直結する力強い方針で、更に非常に重要なのは「フットワーク!!」

国内ではラリー戦だけが強い選手で、威力あるフォアハンドも大きく動けるフットワークがなくても勝てるので、監督の思いは理解されにくかったそうです。
しかし、国際大会経験の多くなってきた選手達は、その経験を重ねていくうちに自分の経験として実感し、監督の話と一致してきた。
選手もコーチも意識が大きく変わってきている。
打球練習が終わった後、休憩に入る前に、基礎的なトレーニングを導入…スクワット、腕立て伏せ、腹筋、背筋のトレーニング。
ここは私達と大きく違う点で、若さある違いのようです^^;


選手達には、
・1番にフォアハンドの強化。 
・次に3種のチキータ。
  3種のチキータは「上回転でまっすぐ伸びるチキータ」「横回転を入れて曲げるチキータ」「下回転チキータ」
・3つ目はコースの選択。
自分のフォアに来たボールに対して無意識にクロス返してしまうのを、相手のフォアミドル、バックミドルをつき、ストレートにカウンターする技術。

伊藤美誠選手はバックハンドの強化。
平野美宇選手には、下回転のボールに対して高い打球点で強打出来るように。
早田ひなと選手は、フォア前へのサービスに対するレシーブの強化とディフェンス力。
佐藤瞳選手は、ラリー中での弱点、フォアハンドのコントロール。攻撃に対するフォアカットのコントロールを磨く。


この女子ジュニア選手達が、良い環境で良い監督とコーチ、トレーナーのもとで厳しいけど実のある練習を重ね、
日本をいや世界を牽引していくことを期待せずにいられません(*^^)v