2015年05月02日更新
世界卓球・執念を見せた「水谷選手」・ガオ・ニン戦!!
世界卓球・男子シングルス3回戦でゲームカウント4対2で勝利しました。 相手は世界卓球9回目出場で、シンガポールのエース「卓球界のゴジラ」と呼ばれている。 「水谷隼25歳(wr5)」VS「ガオ・ニン27歳(wr15)」 3回戦はフルセット、マッチポイントを握られてからの逆転、激闘で勝利をしました。 この後「水谷選手」は、今大会 技術面は50%、精神面70%で精神的な部分が強く、今までの卓球人生で一番精神面が崩れていないと振り返った。 又、「他の選手達のためにも負けられ無かった」とも振り返っていた。 最近ガオ・ニン戦は何度も連勝してきて、お互いに手の内は知り尽くしている対戦。 倉嶋日本男子監督は…ロシアに行ったりして、精神面が鍛えられてきた。 第1Gを水谷選手が取れば「勝ち」が見えてくると語っていました。 第1Gは、ガオ・ニン選手のボールに慣れていなかった為か、7−9とリードされ、8−11でゲームを取られました。 ガオ・ニン選手のミドルに狙ったり、コースを考えてプレーが出来れば大丈夫との解説。 第2Gは、水谷選手が5−0とリードでゲームは進みました。 やはり、ミドル中心にゲームを進め、安定感のある負けない卓球でガオ・ニン選手の攻めを封じ込めました。 第3Gは、ゲームカウント1対1から始まりです。 水谷選手の強いフォアに押されているガオ・ニン選手のプレー。 そして、水谷選手のサービスエースが増えてきた。 そのためか、ガオ・ニン選手は自分のサービスからのポイントが取れていない。 その後、ガンガン良いサービスを出され、レシーブに苦しんだガオ・ニン選手に11-7で勝利。 第4Gは、コーチのアドバイスをしっかり活かしているようだ。 水谷選手のサービスは20も30種類もあり、この蘇州でまだ出していないサービスもあるといいます。 プラボールに変わって、卓球台近くでプレーが出来るようになってきているという。 4−4からミドル、ストレートと攻めがきまる。 しかし、ここからガオ・ニン選手の特徴ともいわれる、シュートボールが出てきて、7-5とリードを許してしまう。 11-8でガオ・ニン選手が取り、2対2のゲームカウントに追いつかれてしまった。 第5Gは、コーチのアドバイス通り、台からさがらず、ポイントを重ねた。 わずか3点の失点でこのゲームを制した。 第6Gは、いつしか、ガオ・ニン選手のボールに対応しきれていた。 この時、後がなく、追い詰められたガオ・ニン選手がタイムアウトを取った。 タイムアウト明けのポイントもしっかり取り、勝負のアヤをきっちり理解しているように思えます。 粘りながら負けない卓球をして執念のマッチを制しました。 台から離れてロビングで入れまくる名手でしたが、プラスチックボールになって、モデルチェンジをした「新生 水谷選手」が観られました。 ベスト8進出で中国の「張継科選手」と戦いが決まっています。 「張継科選手」は27歳でwr3位です。 世界選手権個人戦2大会連連続金メダルを取って、今大会3連覇を目指す絶対王者!! 水谷選手は 「神のような存在で、尊敬しています。」 「アッタって砕けろの精神で、自分の持っているもの全部出しきりたい!!」と意欲をのぞかせていました。 「ガンバレ」「ガンバレ」「ガンバレ」歴史的な瞬間を観たいと思います☆彡 |
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