2015年05月01日更新
”世界卓球”中国蘇州の風は日本に吹いていた彡
世界卓球蘇州大会で、ミックスダブルス「38年振りの決勝進出」に運命の一戦を戦う吉村/石川組!! 対戦は… 「吉村真晴(43位)/石川佳純(5位)」VS「キム・ヒョクポン(1002位)/キム・ジョン(70位)(北朝鮮)」です。 日本ペアの吉村選手は「石川選手は戦術を立ててくれるんで、僕はプレーしているだけなんです」と金メダルペアを前にこう話していたそうです。 この蘇州で進化し続けている吉村選手は、決勝に行けば挑戦者だが力を出せばいい勝負が出来ると自信をのぞかせていた。 一方、北朝鮮ペアは、準々決勝でも北朝鮮ペアと対戦している日本ペアの怖さを十分知った上で、前回大会に続き金メダルを狙ってきている。 解説の声でも、吉村選手が長い手を伸ばしてフリックで決めていく。 手首を曲げてフリックレシーブが得意で又、サービスでも世界中わかりにくいと言われているそうです。 サービスとフリックが上手くダブルスに向いている選手。 北朝鮮に対しては、バック前ストップだけは要注意だと言っていました。 日本ペアは、石川選手がコースを読み間違えたプレーに「ゴメン!ゴメン!」のポーズに声も出していた。 ミスしても、よく声が出てコミュニケションがバッチリの4年目のペア。 第1ゲーム目の9-8で、イージーボールに「キムヒョンポン」選手がミスをし、これを引きずったのか其の侭、11-8で勝った。 第2ゲーム目は石川選手のボールをキム・ジョン選手が打つというローテーション。 石川選手もサービスミスを誘うという様な場面もあったが、吉村選手が女子選手のボールにタイミングが合わないのと、男子選手のボールに石川選手のラケットが弾かれている。 このゲームは5-11で北朝鮮ペアの勝ちでした。 第3ゲーム目は日本ペアにとっては良いロテーション! 序盤は5-5競っていたが、あっという間に10−6になり、最後の1本は吉村選手の見事な「流し打ちフリック」で決めた。 第4ゲーム目は、難しいローテーションだが吉村選手が女子選手のボールに段々合って来て「振れば入る」「撃てば入る」と上手く強打が決まっていく。 しかし、10-10のジュースに成り、2点を先に決められてしまいました。 第5ゲーム目は吉村選手のサービスが光り、最後の1本は石川選手の「チキータレシーブエース」で11−7とした。 第6ゲーム目は日本には不利なローテーションだが、決勝進出へ向け1点1点積み重ねていった。 このゲームの5-2で北朝鮮ペアが「タイムアウトを要求。 タイムアウト明けには、吉村選手の「バックハンド 二段モーションレシーブ」で1点取った。 それに続き、吉村選手のサービスエースで2本取り、其の侭連続ポイントでマッチポイントを迎え、最後もバックハンドで決めた。 吉村選手がこの蘇州で大きく成長しているのが観て取れました。 準々決勝では石川選手が引っ張り、この準決勝では吉村選手が引っ張っていました(^^) そして、中国蘇州の風も日本に吹いていました… このまま、決勝でも風は止まないで〜〜☆彡 |
|