2015年02月02日更新
プラスチックボールでの発進!!
8日の日曜日、テレビからH26年度全日本卓球選手権大会で4回戦進出を決めたスパー小学生、東宮城野小5年の張本智和選手(仙台ジュニアクラブ)の練習風景が流れてきました。 手を止めて、テレビに目をやっていると、水谷隼選手が密かに訪問してきました。 憧れのオリンピアの登場に、卓球場内は騒然です。 6年後の東京オリンピックには17歳になり、水谷選手と共に日本を代表して戦ってくれる選手になり得る小学生に卓球の手ほどきです。 この時2.3本は「張本智和くん」のスマッシュに水谷選手のラケットは弾かれました。 でも、ここからオリンピアの本気のプレーです。 レシーブで、サービスで「張本智和くん」にボールを触れさせません。 ここで、水谷選手のアドバイスでサービスの種類が3種類では少なすぎる、サービスの種類を増やすようにアドバイス。 そして、2種類のサービスのコツを教えました。 中々上手く出来ませんでしたが、最後には「張本智和くん」」も考え、立ち位置をフォア側に移し、見事 水谷選手のレシーブミスを誘いました。 この日は、セルロイドボールかプラスチックボールかはわかりませんでしたが…(新ボールのプラかな?) 水谷選手は5連覇、石川選手は2連覇と、ボールの変更が行われた試合とは感じさせませんでしたね! しかし、水谷選手もボール変更には少し違和感を感じていたようにも伺えます。 それは、以前の数々の変更でも、具体化したコメントはめずらしいのですが、水谷選手がプラスチックボールの具体的な感想を述べています。 「プラスチックボール感想」では…、 1.球離れがはやい…(ボールに回転が伝わりにくいこと) 2.オーバーしやすい…(回転量少なくボールが沈まない) 3.バウンドで変化…(ボールの前進力が減少したため軌道が安定しない) 4.バウンドが跳ね上がる…(同じく前進力が減少して、上へ弾む力が増している) 今までの水谷選手のコメントでは「慣れれば大丈夫」でしたが、このボール変更では段違い、その欠点をより感じたのでしょうか。 水谷選手が指摘している点「初速が速い」そして、その後伸びのない感じは私も感じています。 プラスチックボールを床に強くぶつけると「ピン」と跳び出し、直ぐに「スー」と球速が減速するのです。 いくら回転をかけても、強く打ってもダメで、前後に振ったりコースの変更などが要求されそうです。 以前、プラスチックボールに変わることで中国人選手がより強くなるのではという記事を見たのですが… 大きなラリーに強くストップやフリック、台上バックドライブを持ち味とする選手が多い中国が威力を発揮しそうですね! でも「張本智和くん」のように、今からプラスチックボールでの競技に慣れて、成果を出したのならば、中国選手とスタートは同じですから〜(^_-)-☆ 皆さんと一緒に期待しましょう!! |
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