2014年11月08日更新
卓球審判法にある「疑問への対処」とは〜
卓球競技の審判法には「疑問への対処」が定めれれているのをご存知でしたか? 審判員の手引きを後ろから読んでいると、いつも読みきれなかった項目に出遭います。 この対処方をしっかり覚えていれば、小さなローカルな大会での揉めや疑問もスムーズに成るのではないでしょうか(^O^) 審判員の手引き 「10.3 疑問への対処」より 《10.3.1》 主審は自分が正しい判定をした事に確信がある場合… 競技者が主審の間違えであると思った理由で、簡単に判定を変更してはならない。 両方の競技者が強硬に同意しない場合… 主審がこのような判定に固執していると、主審の態度は”押付けがましい”様に取られる。 主審があくまでもそのような態度を取った場合… その決定から利益を得る競技者が、故意にサービスあるいはリターンを失敗した抗議するような行動を取ることがある。 ※これらの行動は主審の権威を著しく損なうことに成る。 《10.3.2》 たとえ相手競技者が異議申し立てをしなくても… 変更によって有利になる競技者の要求だけで判定を変更すべきではない。 また、次のラリーが始まっていたら異議は無視すべきである。 ※例外では…両方の競技者が誤りに確信があり、主審が誤りを受け入れられる場合は、訂正を受け入れるのが賢明である。 《10.3.3》主審は、相手競技者に影響を与えないと確信する範囲内では… 違法な行為をしたと疑われる競技者にたいして、罰則を与えるのではなく、”疑わしい”だけで何の処置もしないで済ましても構わない。 しかし、相手が規則違反でも罰せられない事に疑問をいだいたら… 一方の疑問をいだいた為に、競技に集中出来ない様な事態になった場合には、そのラリーは「レット」と宣告しなければならない。 疑問への対処は大変難しいですね! 私達の団体戦での相互審判では、どうしてもチームに偏りがちになってしまうシーンをよく見かけます。 審判の勉強して、正当な判断力を鍛えないといけませんね(^.^) |
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