2014年10月08日更新
チャレンジシステム!!

先日 中国で行われた「体操世界大会」では、金メダルをわずかの差で取ることが出来ませんでした。

卓球やテニスを始め他の球技では、ポイントの差で競い勝ち負けがハッキリします。
ですが〜そんな卓球界でも審判の目だけでポイントの判断は、困難な場合も生じてしまいます。
私も全日本卓球での審判経験もありますが、あの40mmの白球でスピードも速い競技では、ネット、エッジなど審判ミスも起きる事はしばしばある様です。

最近では、横浜文体で行われた荻村杯、観戦している私の目の前…
「水谷隼選手」と中国の若手の試合でも「エッジ」で水谷選手の抗議は通らず相手選手のポイントになってしまいました。
テレビでもこのシーンを取り上げスローモーションで見れましたが、このポイントは審判判断ミスでした。
水谷選手の自信ある抗議が審判に届かず、精神的に崩れ優勝できませんでした。

しかし 同じ球技でもテニスやバレーボールの様に「チャレンジシステム」を取り入れているスポーツもあります。
先日、日本で行われた「錦織圭選手」の試合を観戦していて大変気持ちのいい判定でした。
「チャレンジ」で映しだされた映像にはスローモーションでもわかりづらいものでもラインとボールの平面化で映しだされ、数ミリかかっていた場合でもポイントとなります。
選手も見ている人も納得出来るものでした。

この「チャレンジ」にもルールが有り、1セットに2回まででチャレンジ成功であればチャレンジ回数は減らされず、2回失敗した場合は3回目は「チャレンジ」は出来ません。
この方式はバレーボールでも行われています。
球が小さく速度の速い球技の卓球こそ「チャレンジシステム」を取り入れた方が良いのではないかという気がします。
皆さんは、どうお思いでしょうか(^^)

先日の体操世界大会では、中国のアウェーで観客の大きな歓声での後押しの中、採点で競いました。
「加藤凌平選手は評価点で競う採点競技の怖さを感じました」とインタビューで話していました。
私も全く同感です。
また内村選手、田中選手達の「負けた気がしていない」というのもうなずける結果となりました。

人間の判定で行われるスポーツでは、これを含め戦う事を受け入れられる精神力も鍛えなければいけないという事なんですね。
1球1球、1技1技 ミスの無いように、日頃の練習で心掛けていかないといけない様です!
世界体操ではまだ個人戦があります。
ここで団体戦の悔しさを晴らしてください!! ガンバレ〜