2014年09月15日更新
”涙活”の効果でストレス解消!?

写真:”涙活”の効果でストレス解消!?

毎日、毎日異常な熱さが続いていましたが、ここの所スポーツの秋にふさわしい天候になってきました。
あの暑い中でも、卓球をやり始めると暑さは忘れるくらい集中していたのを思い出します。
自分では身体の不調から復帰出来たと思っていても、自分では努力の範囲でない時もあるんだと、この夏、経験をしました。

そんな中、テレビの放送で「交感神経」「副交感神経」の働き、バランスで卓球練習後の疲れを取り除ける事を知りました。
又、びっくりしたのは、泣ける動画でストレス解消 ”涙活に効果あり”というんです。
涙が⇒副交感神経に働きかけて⇒休息できる。 活動は交感神経の働きでできますが、ストレスはかかってしまいます。
”涙活”は私には難しいですが、自律神経を整えて元気に卓球!!といきたいですネ!


私達の生命維持すべての機能をコントロールしている神経を「自律神経」といい、意識していなくても、自然に働いています。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という、対照的な働きをしている2種類の神経があります。
交感神経は、心身を活動させるための神経で、おもに昼間働きます。
副交感神経は、昼間の緊張をゆるめ、心身を休息させるための神経で、リラックスしたり、夜眠っているときに働いています。
交感神経と副交感神経がバランスをとりながら働き、またそのスイッチが自然に切り替わることで、
活動して疲れた筋肉も内臓も脳も休息でき、機能が修復されるからこそ、私たちの健康は保たれているのです。


          (・緊張時)       (・リラックス時)
呼吸------------- 速くする       穏やかにする
血圧、血糖------   上昇         下降させる
消化器---------   消化液分泌抑制    消化液の分泌促進
内分泌---------   ホルモン分泌乱す   ホルモン分泌安定
筋肉-----------   緊張         弛緩する
神経活動------    活発にする      リラックスする


緊張した暮らしが続いていたり、生活習慣に乱れがあると、交感神経だけが強く働いている状態となり、
副交感神経とうまく切り替わることができなくなってきます。 
休息のための副交感神経がきちんと働かなければ、心身の疲れが十分にとれず、だるさを感じたり、疲れやすくなります。
眠れない、朝起きられないという症状が起きることもあります。

また、交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮しがちになり、頭痛や肩こりが起こったり、
血圧が上がって動悸や息切れなどの症状が現れやすくなります。

自律神経は、全身のさまざまな働きをコントロールしていますから、その働きに乱れが生じると、体のあちこちに、
いろいろな不調が現れてくるのです.
さらに自律神経の乱れは、免疫の働きにも影響し、病気にもかかりやすくなります。

頭痛。フラつき、めまい、耳鳴り、微熱 目の疲れ。
涙目肩こり、首や背中のいたみ 動機、息切れ、呼吸困難 異常に汗をかく,胃痛、食欲不振、吐き気、嘔吐,腰痛、全身の筋肉痛手足の痛み、しびれ、冷え、便秘、頻尿


思い当たりませんか?…ストレスの影響に特に用心で、ストレスが自律神経のバランスに影響だというのです。
自律神経のバランスが崩れてしまう誘因には、偏った食生活や運動不足、ストレス、喫煙、夜更かしなどが挙げられます。
その中でも特に大きな影響を与えているのが、ストレスです。
心身を緊張状態にしているストレスは、絶えず交感神経を興奮させているため、副交感神経との切り替えがスムーズに行われなくなります。
そのため、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、色々な症状を招くことになります。
毎日の生活の中では、ストレスの受けとめ方や気持ちの持ち方も、自律神経のバランスを保つ上でとても大切になります。


暮らしにとり入れたい7つの習慣

食事--とくにビタミン・ミネラルはしっかりと基本となるのは栄養バランスのよい食事。
睡眠--質の高い睡眠も不可欠で睡眠時間は7時間が理想的
運動--ウォーキングなど、心地よいと感じる程度の運動は、神経の緊張をほどよくほぐして、副交感神経の働きを活性化します。
笑い--笑うことで心がリラックスすると、副交感神経が優位になり、その結果、ストレスホルモンが抑制され、免疫の働きも高まります。
生きがい--楽しい時間は、交感神経の緊張をほぐし、楽しみや生きがいを持っている人は、心身のリズムも安定します。
心の持ち方--過去の失敗などにいつまでもこだわっているとリラックスできず、副交感神経がうまく働かなくなるもとです。
ものごとの感じ方--小さな喜びや楽しみは日常生活の中にも見いだすことができます。
         ちょっとした好奇心や新しい視点が、副交感神経の働きを高めます。

自律神経には、日頃の暮らしぶりがすぐに反映されるんですね(^_^;)
でも、生活習慣を見直す事で、その働きを改善し、安定させることができます。
7項目の習慣を心がけていきたいですね!!


最後に、深呼吸も、最もシンプルなリラックス法と書かれていました。
卓球練習後、深呼吸をすると不思議に気持ちが落ち着きませんか?
特に腹式呼吸の場合は深く息を吐くので、副交感神経が優位となり、リラックス効果が高まるそうです。。


*腹式呼吸のやり方
・背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
・この時(おへその下)に空気を貯めていくイメージでお腹を膨らます。
・つぎに、口からゆっくり息を吐き出します。
・お腹を凹ましながら、体の中の悪いものをすべて出しきる様に、そして、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。


卓球練習や試合などで交感神経をめいっぱい使ってやった後は、交感神経の緊張をほぐす為の別な趣味や、楽しみを見いだせるよう努力して、「交感神経」と「副交感神経」のバランスを見出さないで、良い自律神経を保ちたいと思います(*^_^*)