2014年08月05日更新
卓球~どんな戦型をめざすのか!?(これから始める7つの戦型)
![]() 卓球道具は決まったら…今度は目指す目標は何なのか? 少しずつ考えながら練習し、沢山遣らないといけない技術は何なのか意識しながら、前に進んでいきましょう^ 戦型7つを書きました。…… :シェークドライブ型(オールラウンドなプレー) 圧倒的に多いタイプ。 両面に裏ソフトを貼って、フォア・バックの両ハンドを使い、前陣でのドライブ攻撃を狙うが、展開によっては中陣でのラリーなど、攻守を兼ね備えたオールラウンドなプレーを目指す。 :シェーク速攻型(前陣速攻) 速さと変化で勝負 フォアとバックに異質のラバー(裏ソフトと表ソフト)を貼って前陣でプレー。 球質の違い(変化)で相手を奔走する。 :カット主戦型(カットでリターン) 通称「カットマン」 相手のドライブなどの強打を、後陣で拾いまくり、チャンスを見て反撃していく。 ラリーが長くなり、運動量が多いので、体力・忍耐強さ・動きのすばやさなどが適性条件となる :ペンドライブ型(フットワークを駆使) 前・中陣が主なプレー領域で、フットワークを駆使して広範囲に動きまわり、得意な主にフォアハンド、ドライブ攻撃で攻め込む戦型。 バックはプッシュやバックハンド・パワースイング、あるいは裏面打法で補完する。 ラバーは両面とも裏ソフトが多い。 :ペン速攻型(先手を取って攻撃) 前陣でスピードとピッチの速さで、常に相手より先手を取って攻撃する。 最近では、裏面打法を駆使するプレーヤーも多い。 表ソフトラバー使用者が多いが、裏ソフトでもドライブも武器とするプレーヤーもいる。 :異質ラバー型(多彩な球質の変化) シェーク、ペンとも、両面に異質のラバー(ツブ高+アンチなど)を貼って、多彩な球質の変化で相手を幻惑しミスを誘う。 また反転式のペンホルダーラケットを使って、表と裏面をくるくる回転させる「異質反転型」プレーヤーもいる。 表ソフトラバー使用者が多いが、裏ソフトでもドライブも武器とするプレーヤーもいる。 :中国式ペンホルダー(中ペン) ペンホルダーのグリップの侭、裏面で打球する打ち方で、1990年代の中頃 中国選手を中心に、この打法を駆使する一流選手が活躍するように成りました。 打ち方としては、肘を支点にしながら弧を描くようにスイングします。 特にレシーブの時などに威力を発揮する打法です。 「勝負スタイル」の違いでは… ①パワーボールで勝負するタイプ パワーのあるボール(ドライブやスマッシュ)で得点を取りに行くタイプ。 シェークだけでなく、ペンホルダーにも多い。 サーブからの3球目や5球目で自分から強いスイングで仕掛けて、ラリーの決着を早めにつける。 「ドライブ主戦型」と同じ傾向です。 ②ラリーで勝負するタイプ あまりパワーはないが、ラリーをしながらコースをうまく突いて得点したり、緩急の変化をつけたりして相手にミスをさせるタイプ。 主な得点源がラリーにあるのが特徴。 両面に裏ソフト、または片面に裏ソフト・反対面に表ソフトを貼るケースが多い。 ③性質の違うラバーで勝負するタイプ ラケットの両面に違う性質のラバーを貼って、球質の変化で相手のミスを誘ったり、ラリーを優位に進めていくタイプ。 多く見られるのが、片面に裏ソフトを貼り、もう一方に表ソフトやツブ高ラバーを貼るスタイル。 このタイプでプレーする選手は少ないので、相手がやりずらさを感じるケースがある。 ④守備中心のカット型 ラリーのほとんどをカットでしのぎ、自分からは攻撃せずに相手のミスを誘うタイプ。 両面に守備用の裏ソフト、または片面に守備用の裏ソフト、もう片面にツブ高を貼るケースが多い。 ⑤攻撃も行うカット型 カット型だが、チャンスボールが来たら積極的に自分から攻撃も仕掛けて得点をねらうタイプ。 両面に守備用の裏ソフト、または片面に守備用の裏ソフトともう片面に攻撃用の裏ソフトを貼るケースが多い。 これから卓球を始める選手は、まずは基本をしっかり学び「ラリーで勝負するタイプ」をめざすのがよいのではないでしょうか。 シェークハンドのラケットで両面に攻撃用の裏ソフトラバーを貼り、ラリーをしっかり続けて、ミスを減らすような選手が多いです。 これを目標にして取り組んだあとに、自分の特徴をふまえて、ほかの戦型にチャレンジしていく。 自分の特徴に合った戦型でプレーできるのは、卓球競技の特徴で魅力ですね(^^♪ |
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