2014年07月27日更新
重いラケットと軽いラケットのメリット、デメリットは!?

写真:重いラケットと軽いラケットのメリット、デメリットは!?

先日、教室で球拾いをしながら、生徒選手のフォア打ちの振りが重いなぁ~と感じました。
ラケットを力いっぱいしっかり握って振っているように思えました。
そのラケットを手にしてみると、大変な重さを感じラケット全体の重量を聞いた所、計った事は無くよく分からないという答えでした。
ラケットの重さはわかりませんが…ラバーは特厚が二枚貼り合わせてありました。

私は日本ペンで一枚のラバーを貼ってプレーしていた頃には、MAX を使用していた事もありましたが、それでも重量のあるラケットでは振りきれずに、ラケットを加工した時もあったのを思い出します。
中ペンラケットに変更して、ラバーをニ面に貼り合わせたので、ラケットの大きさ、重量とラバーの厚みには最新の注意を払っています。
中ペンでの全重量は現在140㌘でプレーしています。
これ以上の重さは年のせいか^^;腱鞘炎等 故障に繋がってしまうのではと思っています。


卓球のラケットの重さについて …どうなのか? しっかり知りたいと思いました。
よく、ラケットはなるべく軽い方がいいというのを耳にしますが~
軽いラケットのメリット、デメリット、重いラケットのメリット、デメリットを調べてみました。


同じスイングスピードで振った場合、重いものの方が威力が出ますネ…
しかし、ラケット重量よりスイングスピードの方がボールに与える影響が大きいようで、威力を重視してラケットを重くするのはどうでしょうか?
重くするとスイングスピードは、振りにくく落ちてしまいラケットの操作性が難しくなると思います。
女性は前でプレーする選手が多いので、素早く切り替えがやりやすい、軽いラケットが良いと思うのですが~(^_-)-☆


◆重いラケットのメリット・デメリットは…(主に重いほうは攻撃型のラケット)

:メリット・・・・球質の重い打球ができる。(スマッシュなど強い)
        相手の打球に押されにくい。
        スピード、パワーもあり回転がかかり最高

:デメリット・・・スピードが若干落ち、腕力が少し必要です。
逆に重いラケットでは、球が重くなりやすいが、それなりにスイングスピードが無いとエネルギーロスが発生します。
        男子の場合はハードヒッターが多いため、軽いラケットが選択されることは余りありませんね。
        特に、力のないレディースやジュニアでは、スイングスピードが出しやすい軽いラケットの方が良いのではないでしょうか?
        その重量を扱えるだけの筋力がないと、振り遅れたり、フォームを崩す原因になると思います。



◆軽いラケッのメリット・デメリットは…( 軽い方はスピード重視です)

:メリット・・・軽いので切り返しやスイングのスピードが速く、玉のスピード、回転が多い
        肉体的な負担は少ない。



:デメリット・・・打球の球質も軽くなり、相手にとっては返球しやすい。初心者用では軽目を選択しますね。
        スイングスピードを上げる事ができますが、打球が軽くなりやすい欠点で、回転のかかりやパワーも落ちてしまいます。
         相手の打球に押されやすい。



現在の自分が扱え、身体に負担がかからない範囲で、最も重い重量の用具を使うのが良いと思います。
ラケットだけの重量ではなく、ラバーを貼った全体の重量で考えてみる必要があると思います
プレースタイルによって、どういった重量のラケットを使うのが良いか、多少違って来るのではないでしょうか?
ラケットはラバーを貼って重さを調整できるので、軽いブレードには重いラバーを貼り、重いブレードには軽いラバーを貼って調整を…

シェークの場合、ラケット総重量のだいたいの目安が書かれていましたよ!…参考にしてみては~
・男子なら190g前後(若い人なら185g~190gぐらい)   ・女性では180g前後、ジュニアなら170~175g前後です。



ラバーの厚さを変えるにも勇気が入りますね(^^)
ラバーを厚から特厚に変えたときのメリットとデメリットも考えてみました。

特厚にして良い所…、やはり、スイングの速い人にとっても性能を、発揮することですね。
   (スイングが速いと、コントロールがよく、さらにスピード出て、スピンも良くかかる)

悪い点は…特厚にすると、用具が重くなる事ですね。
     人によっては、弾みすぎて扱いにくい事が有ります。
     筋力が無い人には、不向きでは…。
     コントロールに自信が無い人には、自滅してしまうかも知れません。


自分自身のプレースタイルをよく知り、自分に合う用具を選択できれば、レベルUPに繋がってきますね☆彡