2014年06月29日更新
卓球あれこれ 『Q&A』 #37
『Q』世界選手権大会はいつ、何処で始まったのでしょうか? 『A』 第一回の開催は1926年ロンドンでした。 途中、第二次世界大戦で1940年から1946年にかけて中断されました。 1957年の第24回ストックホルム大会以前は、毎年開催されていたが、それ以降は、2年おきの実施になっています。 第45回大会は当初ユーゴスラビア開催が予定されていたが内戦が激化したため、急遽 個人戦と団体戦を分けて開催する事になった。 第46回大会は個人戦、団体戦が同時開催されたが… 第47回大会以降は再び個人戦と団体戦が分けて開催されている。 最初の世界選手権大会では、ハンガリー勢の実力が圧倒的でした。 1936年第10回プラハ大会以降ハンガリー勢の退潮とともにチェコ、オーストリア、アメリカ選手勢の活躍が見えた。。 1952年はじめてヨーロッパ以外で開催された第19回ボンベイ大会で、初めて日本選手達が男女ダブルス、女子団体、男子シングルスの4種目で優勝して以降、世界の卓球界の勢力は圧倒的にアジア優勢へと傾いていったそうです。 その後、女子では1960年代に中国がトップになって、1970年代以降は、中国の卓球全盛時代となった。 男子卓球は、1980年代末以降のスウェーデン頂点が引き金となったヨーロッパ勢の黄金時代があり、中国男子は一時期低迷していた。 1990年代半ばには再び中国が王座に返り咲き、その後しばらくは中国とスウェーデンのヨーロッパとの拮抗は続く。 2000年代中盤以降は男子においても中国の完全な一強状態であり、中国が全種目優勝を独占することが多く、今に至る。 『Q』では… アジア競技大会卓球競技はいつ、何処で始まったのでしょうか? 『A』 アジア競技大会卓球競技は、1958年より男女ともシングルス・ダブルスで行われている。 アジア卓球選手権は国際卓球連盟(ITTF)認可のもと開催される卓球のアジア選手権です。 1952年から1970年までは、大会はアジア卓球連盟(略称:TTFA)により主催されていた。 その後 中国と中華民国のITTF加盟の問題から新たに中国を加えた連盟設立が提案され、新たにアジア卓球連合(ATTU)が設立された。 この後、ATTUは独自のアジア選手権を開始しています。 ※東アジア競技大会卓球競技は、2009年香港大会より採用されています。 |
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