2014年06月17日更新
卓球の関わりは試合だけではない〜

卓球との関わりは色々有りますね!
自分が試合をするために、チームやダブルスペア、又 試合を開催してくださる役員の方々との関わり、指導や審判と〜数えきれない方々の尽力があるということです。
ケガをして試合ができない時や家族の都合などもあり、試合できない時にも卓球と関わることも大切な気がします。
自分がバンバン試合に出ていた時には中々気づきにくいとは思います。

指導の資格を取り、審判の資格も取って、大きな全日本大会の審判を大会初日から最終日迄、やり終えた時には、大会開催の方々の多大な御尽力の元で全国大会や町の大会等を楽しめたんだと気付かされました。

そこで、自分が試合を出来ない時にでも、出来る事はお手伝いをしたいと思っていました。
そんな時に、14日に宮前スポーツで行われるシングルスの組合せ役員が不足しているので、手伝ってもらえますか?との連絡がありお手伝いをさせていただきました。

この大会での、試合形式が独特なもので…
成績上位の決定法: ・第一優先 勝点   ・第二優先 対戦相手勝点   ・第三優先 ゲーム差   
特例ルール:  3連勝同士の対戦で優勝  準決勝決定

試合組合せ役員としては2回目で、前回のお手伝いでは、午前午後とやっていくうちに自信がついてきたのですが〜
期間が空いて、どうやったのかな〜と不安にもなってきました。
少し早めに会場入りして、午前の部の役員のとなりに座り、少し見ていたら、蘇ってきました。

Aクラス〜G クラスが午後2時から始まります。
各クラスとも30人位の名前が印刷されている用紙が配られています。
ですが、申し込みは事前にしてありますが、最終参加受付は当日の2時前迄に行われますので、30人中何人が、本日の試合参加に成るかわかりません。
だから、普通の試合とは違い、組合せ役員の腕も試されるというわけです。
組合せが進んでくると、試合をやっているかの様に集中力が必要になってきます。

参加者が30人としたならば、最初の組合せは、大会本部の方で、1番手と15番手、2番と16番、3番と17番…と組み合わせた用紙が用意されます。
この用紙を元に、1枚の大きな用紙に対戦をどんどん書き込んでいきます。

卓球台第3台に、最初の組合せを入れて、審判は残っている選手を指名します。
試合が終わり、勝者が組み合わせ役員のもとに結果を持ってきた時に、そのコートの次の試合をマイクでコールします。
マイクで…「Eランク 、○○クラブの△△さん、○○クラブの△△さん 7コートにお入り下さい!」…とコール。
そして、勝ち審判なので、コール後に対戦用紙を勝者に手渡し審判をしてもらいます。

こんな具合に、3台の試合が終わる度に、大きな表に、結果と次の対戦を書き込み試合を進行していきます。
難しいのは、1勝1敗は1勝1敗同士、全敗は全敗同士、2勝1敗は2勝1敗同士と…同じような対戦者同士試合を組み合わせていくんです。
第3試合あたりに成ると、同じような対戦者が上手く組み合せにくく成り、同じクラブ同士も避け、1、2試合とは勿論、違う対戦にしなければならないのです。

でもなんとか、集中して第3試合まで進んだ所で…都合でこの後の試合をキャンセルして帰る選手も出てきました。
ここから、何だか、半端になって来て、最後の方は、書いては消しゴムで消したり、中々上手く組み合わさりません。

試合数が4試合出来ない選手には、すでに4試合終わった選手が帰らないうちに5試合目になるが、お願いして対戦してもらうようお願いしたり〜
何だか〜グチャグチャになりそうでした。

ここでパニックを抑え、Eクラス組合せ本部前に選手達を立たせ、慌てず組合せがまとまるのを少し待ってもらい、なんとか決勝戦まで行き着きました。

こんな経験も、卓球の関わりの中で、新しい経験として受け入れ、もっと上手に成るようにしたいとも思っています。
卓球がケガなどで出来なくても、卓球観戦や大会お手伝いなどで卓球人として人間力を増していきましょうね!!