2014年05月12日更新
卓球・世界大会での主要技「カウンター」「ロビング」

世界卓球で、ロビングやのカウンターを使っている場面が多く見られました。
日本の選手では、水谷選手がカウンター攻撃という戦術を普段から使っていたと思います。
又、研ぎ澄まされた両ハンドカウンター攻撃で全日本の頂点に立った丹羽孝希選手。
あのイケメン健太選手もカウンターで得点を上げていました。
日本女子選手の石川選手、平野選手でも男子と同じ、カウンターやロビングという技を使っていました。

外国選手でも沢山いますが…
フランスのガシアン選手は、常に頂点前でボールを捉えるという、独自の前陣ドライブ速攻スタイルで、果敢なカウンター攻撃が、ガシアン選手の極められた技。
マロン選手の一撃を何度もカウンターで返していました。

カウンターの打ち方は2種類あり、ドライブでカウンターするのか、ブロックで強打する方法があります。
■ブロックカウンター…
・ヘッドを上気味にラケットを少し立てる。
・相手のボールの力を使い、打点は球の頂点か頂点前で〜
・角度はドライブの回転によって変える。
・スイングはあまり大きくしすぎない。

■ドライブカウンター…
・少し後ろにさがる
・ボールの上をこする。
・バックスイングが大きすぎるとタイミングを合わせられない。
・腕だけでスイングしない。
・大振りになると次の対応が遅れる。


「ロビング」とは…
卓球台から離れて、相手のスマッシュやドライブを山なりに打ち返す、しのぎ技の事です。
デンマークのメイス選手、ベラルーシのサムソノフ選手、日本では水谷選手が「ロビング」の達人だと言われています。
基本的には台の奥に打って、スマッシュの速度・角度を落とし、チャンスボールを狙うという姿勢が大事です。

■「ロビング」の打ち方…
腕の力をできるだけ抜き柔らかく、対応する
ロビングが入るラケット角度を見つける
ロビングをする球の性質に慣れる
ラケット角度をつくる
台の深い奥にボールを打つ

6/18(水)〜6/22(日)に横浜文化体育館で「ジャパン・オープン・荻村杯」が行われ、その後にはアジア大会など国際卓球選手権があります。
世界の卓球技に注目して観戦して見たいと思います。