2014年05月11日更新
卓球・世界大会での主要技「チキータ」
チキータ は 卓球の打法のひとつ。 チェコの「ピーター・コルベル選手」が生み出した、手首の反動を利用した横回転のバックフリック。 ボールがチキータバナナのように曲がることから、このように呼ばれています。 東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターにはチキータを再現できる卓球強化秘密兵器「 チキー太くん」が配備されている。 オリンピックでのメダル獲得を目的に、我が国はマルチサポート事業を立ち上げ、スナガ開発(足利市)が開発したスーパー卓球ロボで、選手達が多様する曲がるレシーブを再現する事が出来た。 『チキータ打法のポイント』 肘を出来るだけ突き出して、思い切り手首を内側に曲げて、その反動を利用してボールの外側を打つイメージ。 肘を支点にして肘から先を振り抜く感じですが、ラケットをしっかりかぶせるぐらいの方が強烈に回転をかけることが出来ます。 『チキータ打法の練習法』 バックにサーブを出してもらって、それをチキータ打法でレシーブする練習。 手首の振りが出来たら、下回転サーブをチキータ打法でレシーブする練習をしていく。 相手のバック側へ返すだけでなく、フォアやミドルのどこへでも打ち返す練習をしていくといいと思います。 また、ツッツキ練習からチキータ打法でフォアからミドルを狙って返球する感じで練習する。 『初心者のチキータ打法の練習』 軽くバックにサーブを出して、それをキチータ打法でレシーブを繰り返し練習をすれば、横回転でなくてもバックフリックの基本が出来ます。 初心者がマスターできるチキータ打法は、バックフリックの裏技というべき打法だと思います。 『チキータ打法の弱点』 チキータ打法はラケットの角度を大きく変化させる打法なので、相手のボール回転状況によってはボールが合わないとミスを連発することがあります。 強烈な下回転サーブにも注意が必要です。 「合わないボール」そう感じたときは、無理をしないで対処しなければなりません。 『ペンの裏面チキータ打法』 肘を前に突き出す裏面打法がベースにありますが、さらにグイッと手首を内側に曲げてラケットの裏面を、お腹付近まで寄せて肘を支点にラケットを前に振り抜きます。 体をボールに近づけて思い切り振り抜く事でコンパクトな裏面チキータ打法になります。 『「チキータ」と「フリック」の違い』 フリックとは、2バウンドするような短いサーブをレシーブする際、ツッツキやストップではなく、台上で強く打つ打法。 フリックにはフォアハンドフリックもバックハンドフリックもあり、チキータは、バックハンドフリックの一種といっても良いと思います 世界大会の丹羽選手VSボル選手の試合では、チキータは逆に待たれてしまっている時には、相手との心理を読み合い慎重に持てる技を駆使しているのが読み取れました。 私達の試合ではチキータを多用して試合出来る選手は少ないので、この技が手に入ったら凄いですね(^^♪ |
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