2014年05月09日更新
卓球 “これぞペンホルダー”

写真:卓球 “これぞペンホルダー”

記憶に新らしいJA全農世界卓球で、日本女子の石川選手と平野選手と打ち負かしたペンホルダー選手がいましたね!
オランダの「リー・ジャオ選手」で “これぞペンホルダー的なプレー”
「シエークハンドラケット」を使用されることの多い、今の卓球界で「ペンホルダーラケット」を使用し、世界で活躍される選手の試合を、目にしました。

私達のちまたでもペンホルダーに限界を感じていませんか?シェークに変更している選手方も多く、私自身も「日本式ペンホルダー」に行き詰まり、シエークをやってみたりしましたが〜
何せ30年以上やっていたものは、中々変更して今の成績と同じに保つのは至難の業だと思います。
そこで、ラバーを裏から表にして、「中国式ペンホルダー」に替えシェークで学んだ裏面バックハンド攻撃を加えてみたらとの発想で現在に至っています。

「リー・ジャオ選手」はサウスポーという利点も加わり、サイドに切れていくサービス等素晴らしいペンホルダーの技を観せてもらいました。
裏面バックでなく鉄壁なショートとラケットに当たれば何とかなるフォアブロック、フォアカウンター、フォアドライブ、フォアサービス、プッシュショート‥

私は裏面バックも基本打ちは出来るように成りましたが、試合では何本も使うことはまだまだ出来ません。
「リー・ジャオ選手」と同じ戦型になった所で、もう一度ショート系を学びなおして見ようかと思っているところです(*^_^*)

「ペンホルダー」について一緒に勉強してみましょう!!
ペンホルダーは、卓球においてラケットをペンを持つようにして握るグリップのことである。
ヨーロッパにはこのラケットを使用する選手はほとんどいません。
中国、韓国、日本をはじめとしたアジア特有のグリップといえます。

特徴は…スナップを利かせた台上での操作性に優れ、ミドルを比較的処理しやすいのが特徴です。
その反面、ラケット角度等を微調整しやすいが、感覚がずれるとミスにつながりやすいといった面がある。
また、構造上ラケットの両面を使うのが難しく、表面のみのラバーでフォアハンド・バックハンドを打つのが基本です。
そのため、シェークハンドに比べてバックハンドの攻撃力に欠けることがペンホルダーの一番の弱点。
しかし、中国がペンホルダーラケットの裏面に貼ったラバーを使う裏面打法を実戦レベルで使用できる技術として開発し、バックハンドの弱点を克服する方法として中国式ペンホルダーの選手に広く受け入れられています。

種類は…
《日本式》
ブレードは「角型」や「角丸型」「丸型」「反転式」がある。
日本式では、吸い付くような独特の打球感と弾みから檜単板が人気だが、国内の質の良い檜が減少し、高品質の檜単板が少なくなってきているので値段が上がってきているようです。
現在では日本式ペンホルダーを使用して世界的に活躍している日本人選手はほとんど目にすることはなくなってしまった。
●角型ペンホルダーは…重心が先端部寄りなため、角丸型や丸型に比べて強力なフォアハンドを出しやすい。
●角丸型ペンホルダーは…角型と比較すると切り替えや細かい技術が出しやすく、丸型に比べて強力なフォアハンドを出しやすい。
●丸型ペンホルダーは…角型や角丸型、中国式に比べると攻撃力で劣るが、日本式の中では最も切り替えや細かい技術がしやすいく表ソフトラバーは使いやすい。
●反転式ペンホルダーは…、反転しやすいグリップ部になっていて、両面に異なった性質のラバーを貼ることが多い。

《中国式》
シェークハンドの柄を短く切り落とした形に近いラケットで、主に中国の選手が使用している。
以前は表ソフトを貼った前陣速攻の代名詞のラケットでした。
ペンホルダーですが裏面での打球も比較的容易で、日本でもその理由から中国式を使用する選手も増えています。
「吉田海偉選手」のように裏面には貼らず、片面のみで打つ選手もいます。
「リー・ジャオ選手」は両面貼っていましたが、片面だけで試合をしていました。

日本式との大きな違いは、先端が円形であるため、角型や角丸型のような強力なフォアハンドが打ちにくいという短所がある。
丸型と同様に切り替えや細かい技術がしやすく裏面打法も容易に出来る。
最近は特殊素材ラケットが開発されて威力のドライブが打ちやすく成っているそうです。
反転式ペンホルダー同様に、中国式を反転させて使用する選手もいる。
世界的に活躍するレベルとなると、裏面には裏ソフトラバーが使用されている。
ラバーの貼り方は、他のラケットタイプと比べて独特で、グリップから少し離してラバーを貼る方法と、シェークハンドと同様に貼る方法があります。

ペンホルダーの基本技については次回に…続く