2014年04月07日更新
卓球あれこれ 『Q&A』 #33

写真:卓球あれこれ 『Q&A』 #33

フットワークや打球後の戻りについて……
『Q』
フットワークや打球後の戻りが悪くて上達していないような気がする?

『A』
フットワークと戻りについては、大きく「俊敏性」と「脚力」の2つの問題が考えられます。

① 俊敏性の3点のポイント
:打撃したあとフィニッシュで止めてしまわないで、そのまま円軌道でラケットをニュートラルまで戻すようにします。

:打撃したあと、目線がそのままインパクトにあり、ボールや相手をとらえるが遅くなる。
  (参考)訓練が必要ですが、インパクトの瞬間までボールを見ないで、インパクトするときはボールではなく相手を見るようにします。
ですが~ボールをよく見ないという事ではなく、ボールをよく見つつ、しかもインパクトの瞬間に相手を見る様にするのです。

これは意識して訓練をすれば必ず出来るようになり、そして本当にこれが出来れば、それは素晴らしい飛躍が期待できるでしょう。

:プレー中に動く時は、常に「腰(あるいは足から)始動する」ことを意識します。
(参考)どうしても手を伸ばしてボールを打とうという意識が働いてしまいがち、そうではなく腰や足から先に動くように心掛ける。
これで、俊敏性はよくなり、同時にプレーに余裕が生まれ、凡ミスが少なくなります。

② 脚力
:卓球ではとくに横の動きが重要になります。またカットマンでは横に加えて、前後の動きも必要です。
(参考)横の動きは、左右の動きと、バックサイドにフォアハンドで回り込む時の動きがあります。
この動きで注意する点は、上下の動きをへらし、できるだけ滑らかに横に移動するようにします。
この動きの練習は実際にボールを使った「連続ラリー」と「多球練習」です。
また、よりフットワークを良くしようと思ったら、「縄跳び」や「ランニング」をするといいそうです。
これを続ければ体が軽くなり、足の運びも軽快になります~ね。

卓球はラケットでボールを打つことに懸命に成りがちですが~、フットワークをスムーズにする事がレベルアップの近道ですね!!