2014年04月02日更新
「春の子供卓球教室」〜子どもに学ぼう!!
三日間の春休み子ども卓球教室の指導アシスタント要請で、20人の小学校低学年に触れ合って感じた事です。 私も年をとってから卓球を教えて貰った経験もありますが〜大変長い時間を掛けて今に至っています。 小さい頃から卓球を始めてどんどん成長していく子供達を隣で多く観てきました。 よく子供は順応性が高く、頭で考えず身体で覚えると聞いた事がありました。 この3日間の卓球教室でこの光景が其処此処に観られました。 例えば… 初日でのシェークラケットの持ち方では「みんな握手の手」でもちましょう!!と山口コーチの声に少し戸惑いながら初めて握る卓球グリップです。 私も皆の中を歩きながら、「ハイ、アクシュ!!」と手を出すと、私の手を握ってくる…その手をラケットに替えて小さな手でもチャント持てました。 二日目は、「グリップはアクシュ!!だったよね〜」 と言いながら見て回ったら、みんな身体で覚えているんです。…直す子は一人もいませんでした(^^)v もう一つは…二日目、靴に履き替え、ラケットを持った所に〜「体操しま〜す!!」の声がかかった時、全員がラケットを手にした侭でした。 ここで「ラケットは置いてね〜」と声をかけると、全員がその場の足元に置きました。 …大人の皆さんなら、このまま体操したらラケットを踏んでしまうから、ベンチの上や台の上に置くでしょう。 三日目の体操時には、「ラケットはベンチの上に置いてきて〜体操始めるよ〜」の掛け声で、駆け足でベンチに置きに行き、大きく広がってのびのび体操が始まった。 ここが、子どもの凄い所何だなぁ〜コーチの言われた事に忠実なんですね。 又、ボール拾いです。 「ハイ! 網で球を拾いましょう!!」の掛け声で、これも初めての体験なのだろう、一目散に網を取りに行き、網の中に入れた球の数を競っていました。 網を取れなかった子供達は、小さな手と胸いっぱいボールを抱きかかえ、まだ台の下に潜り込んで拾っています。 これも、網ですくうコツを教えると、みんなイキイキ〜ラケットで当たらないボーツを打つより楽しそうである。 大人だったらどうだろう〜〜?? 卓球を習っているんだから、ボール拾い何んか…競ってやるとは思えない。 でも、ボール拾いも卓球レベル差はあり、懸命に拾っているうちに、ボールにも早く慣れていくような気もします。 二日目最後の自由練習では、一人半端に成った男の子と私とは20球ぐらい続くフォア打ちラリー迄、出来ました。 肘を伸ばし前に押すように打っていたが、私が素振りをやってみせると、「ウン!」とうなづき真似をする。 すると肘を折って真似たフォームで打ち、しっかりフォアクロスにボールが来る。 ……とっても嬉しそう〜!! 又 フォームが乱れたら、素振りを見せる〜の繰り返しでラリーが続いた。 子どもは言われた侭にやる、「台には入るだろうか?」「ネットにかかるだろうか?」「入れないと悪い!」等と考えないのだろう。 子どもは順応性が高く、言われた事に忠実で頭であれこれ考えない。 これがよく言われる身体で覚えるコツなんだと〜 20人の子どもから教えてもらった気がしました。 |
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