2014年03月19日更新
ここ一番で強くなる! 緊張解消

皆さんも、ソチオリンピックでの若い選手達の活躍を目にしたと思います。
あんなに大きな大きな場面で、練習通りのプレーをやってのけた選手達が沢山いたのには大変驚きました。

私などは、あんな小さな卓球大会でも、心の葛藤があります。
又、「全日本卓球選手権」など大きな大会での審判で、自分がプレーをするワケでもないのに、初めは少しの不安や緊張も感じられる時があります。^_^;

テレビ番組で、オリンピック選手達の色々な取り組みなどや努力の話を聞きました。
スポーツだけでなく、人前でのスピーチ、発表でもドキドキしたりすることもありますね。

なぜ緊張をすると動悸が起こりやすく成るのでしょう。
人の自律神経はストレスを感じた時には興奮状態となり交感神経が優位に働くようになり、リラックスした状態になるほど副交感神経が優位になるというバランス関係です。
通常交感神経はあまりにも働きが強くなりすぎると心拍数が上がったり呼吸が早くなってしまったりします。

同じ状態は激しい運動をした直後などにも起こりますが、いずれもしばらく安静にしていれば自然に収まっていってくれます。
つまりは緊張などして心拍数や呼吸数に変化があるのは異常な状態ではなくむしろ自然な体の反応の一部であるという事ができます。

少しでも緊張状態をおさえるためのコツとして深呼吸をしてみるということがおすすめの方法になります。
無心に近い状態を作り出して深呼吸を繰り返すことでリラックスした体の状態を作り出すことになるので、自律神経の平均化には大変に役立ちます。
スピーチの途中などで動悸を感じたら客観的な目線で冷静に見るようにするのが良いそうです。


”緊張”解消「呼吸法」です!!
4秒掛けて息を吸う⇒ 6秒掛けて息を吐く
ポイント…へそから5~6センチ下の部分に集中する。

又、日頃から、自分で自分にかける催眠療法 「自立訓練法」で”緊張解消”を克服するといいのですね(*^^*)
《適した環境》でリラックスした状態で行います。
・照明は暗めに  ・軽く目を閉じる  ・時計やベルトは外す  ・手は膝の上に  ・足の角度は90度よりやや広めに

※「気持ちが落ち着いている」と2~3回ゆっくり心の中で唱える。…順に心の中でイメージ
↓↓↓
①手足が重たい(右手・左手・右足・左足の順に)
②手足が温かい(右手・左手・右足・左足の順に)
③心臓が規則正しく打っている
④楽に呼吸している
⑤お腹が温かい
⑥額が心地よく涼しい
↓↓↓
※両手を強く握ったり開いたり背伸びをする

試合など緊張することがあるから前日だけやるのではなく日頃からこのようなことをやっておく。…
特に①②を…3分~5分で2.3回、毎日やる事は大変良い様ですね!。
心療内科でも緊張解消法として取り入れられていると言う事です。

気持ちの問題でもあり、上手くやろう、人に良くみられたい、絶対勝ちたい‥いつもの練習を信じて邪念を捨てられるといいですね(^_-)-☆