2013年11月20日更新
ロコモって何?

待合室の雑誌を読んでいて、聞きなれないカタカナが目に飛び込んできました。
イラスト入りのページでは、最近の私が卓球しているにも関わらず、当てはまってしまう事ばかり(・。・;
卓球教室でもどこか痛めて休みます~なんて事もたまにありますね。
皆さんはご存知でしたか?…「ロコモ」って~~

ロコモとは…運動器症候群:ロコモティブシンドロームの略です。
ロコモは国民病で変形性関節症と、骨粗鬆症に限っても、ロコモはまさしく国民病!!

ロコモの原因
 「運動器の障害」の原因には、大きく分けて、「運動器自体の疾患」と、「加齢による運動器機能不全」があります。
1)運動器自体の疾患(筋骨格運動器系)
 加齢に伴う、様々な運動器疾患。
例えば変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、易骨折性、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症など。
又は、関節リウマチなどでは、痛み、関節可動域制限、筋力低下、麻痺、骨折、痙性などにより、バランス能力、体力、移動能力の低下をきたします。

2)加齢による運動器機能不全
 加齢により、身体機能は衰え、筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下、巧緻性低下、深部感覚低下、バランス能力低下等があります。
「閉じこもり」等で、運動不足になると、「筋力」や「バランス能力の低下」等と、「運動機能の低下」が起こり、容易に転倒しやすくなる。 


メタボとロコモ
メタボ:メタボリックシンドロームは、心臓や脳血管などの「内臓の病気」で「健康寿命」が短くなったり「要介護状態」になる。
ロコモ:ロコモティブシンドロームでは、「運動器の障害」が原因でおこります。
年を取って、寝たきりや、痴呆になって、要介護となることはできるだけ避けたいものですね~
「健康寿命の延伸」、「生活機能低下の防止」には、予防や早く知ること、対策などが大切だと思います。

■■ ロコモって何?…50歳を過ぎると7割以上に可能性あり!
「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)、略して“ロコモ”というそうです。
骨や関節、筋肉、動きの信号を伝える神経などが衰えて 「立つ」「歩く」といった動作が困難になり、要介護や寝たきりになってしまう事、又は、そのリスクが高い状態の事です。
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なぜロコモになるの? 3大要因 …ロコモの原因は、主に3つあります。
①「バランス能力の低下」
②「筋力の低下」…この2つは転倒のリスクを高めます。
③「骨や関節の病気」…骨がスカスカになる「骨粗鬆症」、膝の関節軟骨がすり減る「変形性膝関節症」、腰の神経が圧迫される「脊柱管狭窄症」が代表的です。

■■ 簡単な7つのロコモ・チェック!
1. 家のなかでつまずいたり滑ったりする
2. 階段を上るのに手すりが必要である
3. 15分くらい続けて歩けない
4. 横断歩道を青信号で渡りきれない
5. 片脚立ちで靴下がはけない
6. 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳2個程度)
7. 家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)

1つでも当てはまれば運動器が衰えているロコモサイン。
0を目指して、ロコトレ(ロコモーショントレーニング)を始めた方が良いようです。

■■ 対策の方法(ロコモのトレーニング)
片足立ち … 左右1分間づつ、1日3回でOK! 健康を目指す事なので無理はしないように!

スクワット …深呼吸するペースで5~6回スクワットします。…1日3回行いましょう。
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自分に適した運動を!ロコモ以外でも運動をする事は良い事ですよね。
私達卓球教室では、練習始めのラジオ体操と、補足のストレッチをやっていますので、一つづつ、確かめながらしっかり遣っています。
ロコモトレーニングを兼ねて…\(^o^)/