2013年10月27日更新
心の強さが試される「レシーブ」

写真:心の強さが試される「レシーブ」

10/27の日曜日、「Kクラブ」の地元である港北スポーツセンターで団体リーグ(後期)戦が行われました。
我がKクラブ卓球教室の男子2チームも熱戦を繰り広げ、大きな声援と拍手も聞こえていました。

私(otuka)は女子一部チームの助っ人に頼まれ、奮闘しました。
結果は5チームリーグ中、上位3チームの三つ巴と成りましたが、負けた一戦は2-3で、勝ったゲームは3-0とストレート勝ちであった為リーグ優勝できました。
一つ印象に残ったのは、メンバーが戦っている時には、自分が戦っているかのように、相手の弱点を探し、コースやサービスについてもセットごと真剣にアドバイスを送り、又、選手も戦い方を変えたりして皆一丸となって戦いました。…これぞ団体戦の醍醐味でしょうか!!

自分自身の反省点としては…又、皆の声もそうでしたが~~やはり、サービス力とレシーブ力が勝敗を大きく左右しました。
特に、「レシーブ」…デジカメで試合を撮って来ましたので、じっくり研究してみたいと思います。

卓球の試合で一番先に、集中を要求されるプレーが「レシーブ」だと思います。
「相手のサービスに悩まされた」「あのサービスさえとれていれば…勝てた」‥レシーブが~ レシーブが~~とよく聞く言葉だと思います。


「3本立てのレシーブ戦術」を組み合わせながら試合に臨むと良いという事を知りました。
①一番良いレシーブ
  ……攻撃によるレシーブエース(得点)
②レシーブ攻撃ができない時
  ……相手に3球目攻撃をさせないレシーブ
③相手サービスの変化がわからない、レシーブ攻撃も出来ず、相手攻撃を防ぐ返球も出来ない
  ……とにかく絶対にミスをしないで相手コートに入れていくやり方
    (但し、相手の3球目攻撃を受ける事になるので、それをカウンター攻撃で狙う戦術)

上の3本戦術でも、同レベルの選手同士の試合では、レシーブで得点できるのはせいぜい4割(10本出されたら、そのうち4本)程度というデーターがあるそうです。
逆に言い換えると、レシーブで4割取れれば、自分のサービス時に6割取り接戦に持ち込める事が出来る。
ここに、自分のラッキーポイント、エースボール、相手の凡ミスなどがあれば、ゲームを勝利に導く事が出来るという訳です。


レシーブで一番いけない考え方で…”レシーブを全部取ろう”などと思ってはいけない。
”4割取れればパーフェクトだ”と思えば良い。…ここが私には難しい^^;
この時もし6割、8割取ったと成れば、プラスαポイントで試合が縺れていっても最終的には大接戦で勝つ事が出来る。
レシーブだけに心を奪われると全体が見えなくなる事があるので注意をしなければいけない。


レシーブと言うのは「大胆な部分」と「慎重な部分」が交錯するものといえる。
言い換えると、より心理的な面が影響する技術だそうです。
”レシーブで1本も取れなかった”と落ち込まず、2本交替のサービスを持った変わり目には動揺せず「全部取る」つもりでやる事が大切になる。
決して、相手のミスを期待する気持ちでサービスを出しても、ポイントは取れないものです。


レシーブの時には、ガラス球を扱うように非常に細かく神経を使い、サービス時は大胆に強気で押しまくる。
「レシーブ」…それはプレーヤーの心の強さが試される時なのでしょう!!
サービス、レシーブ全く裏表の関係で、戦術を考えるのだという事がよく解りました(*^_^*)