2013年08月26日更新
チームの「動機づけ雰囲気」を作り出す!
![]() 卓球試合の中でチーム戦は楽しいですね! 全日本大学総合選手権大会でも毎年優勝候補に挙げられるチームは複数ある。 今年は男子は「愛知工業大学」で女子は「淑徳大学」優勝でした。 昨年度では、明治大学に水谷選手が抜けても神選手と平野選手の2枚看板がいて、青森大学には上田選手が軸となり、全日本チャンピオンになった吉村選手が加入して戦力アップした愛知工大と皆んなが一丸とならなければ優勝できない状況でした。 誰が殊勲ということではなく、各試合でキーになった選手がいた明治大学が優勝でした。 女子チームでも部員全員のがんばりが光った東京富士大が優勝出来ました。 我が「Kクラブ」の男子で、地元の港北区団体入れ替え戦(10/27)に、2チーム参戦が予定されています。 チーム戦の個人戦には無い楽しさを満喫できるといいですね! チーム戦…少し考えてみましょう… 試合に臨む時には誰でも有能感を持つことが大切です。 有能感を高めるためには個人の達成目標にとどまらず、チームとしての達成目標が重要になってきます。 チームが持っている達成目標のことを「動機づけ雰囲気」と呼ぶそうです。 「動機づけ雰囲気」は「熟達雰囲気」「成績雰囲気」の2つに分けて捕えることが出来ます。 ①「熟達雰囲気」… ・個人の上達や努力が高く評価される雰囲気 ・個人の役割が重視される雰囲気 ・協力的に取り組める雰囲気 ②「成績雰囲気」… ・他者と競争することや勝敗が重視される雰囲気 ・不平等な評価がなされる雰囲気 ・失敗すると避難される雰囲気 この様に、チームの雰囲気はチームメンバーの活動に大きく影響を与え、選手個人の満足度や不安の傾向に繋がっているそうです。 チームの動機づけ雰囲気が・・ 「熟達雰囲気」と知覚する選手は…チームに対する満足度が高く、競技に対する不安が低い傾向が見られる。 「成績雰囲気」と知覚する選手は…チームに対する満足度が低く、競技不安が高い傾向が見られる。 自分でもチーム戦で失敗した時でも、ダメと言うレッテルを貼らず、又、チーム内でも「結果がすべてである」と言った風潮を無くし、選手達が積極的に練習に取り組み、失敗を恐れない選手へと育っていくように… チーム全体で感謝の気持や応援する気持ちによって「熟達雰囲気」をチームで生みだしていけると良いですね(*^_^*) |
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