2013年08月13日更新
K2リーグで促進ルール適用へ

写真:K2リーグで促進ルール適用へ

暑い暑い猛暑の中、12日月曜日にとどろきアリーナでK2リーグ第113回大会が行われました。
私の1ブロックは、7人構成で試合が始まりました。
リーグ表に目を通すと、何とカットマンが3人含まれていました。

私の戦いでは、例えカットマンであっても、サーブ権がある時には3球目攻撃をしていく程試合運びは速い方です。
審判の時は、促進ルールには特に気をつけていますが、今迄、私の戦いは勿論、審判でも経験がありませんでした。
まして、K2リーグではカットマン同士であっても、中々10分には到達しないことが多いです。

2試合目にカットマン同士の試合が始まりました。
同じリーグの2人で、「ツッツキ戦が、始まったね!時計を見ておこう!」と話し合いました。
フルセットの、もつれ込んだ試合になり、2セット目からは本部の方に連絡して、タイマーを測って頂きました。
しかし、どのゲームも7分から9分以内で促進ルールの適用はありませんでした。

17番目の試合では、一番端の空きコートを使い、私が審判です。
カットマンと裏裏シェークの攻撃マン‥‥ラブオールから5本位まで、ツッツキ、ドライブ、スマッシュと攻撃していますが、カットマンの防御が固く決まりません。

ここから、体育館の時計を見て注意をはらいました。
次のゲーム開始からは、しっかり、計測開始です。
1−1になり、3ゲーム目に(10分経過)合計14点のインプレー中「レット宣告」で手を大きく上げました。

端のコート近くに、知り合いの審判員が試合を終えて、座っていました。
「ストロークカウンター」の要請をして、ストローク数のカウントをして頂きました。
私も初めての促進ルール適用体験です。
レシーバーに向けて「ワン」「ツー」「スリー」とスムーズに審判は出来たのですが〜〜(^o^)

裏裏シェーク攻撃マン選手は、初めて体験だった様で13回を超えて「サーティー」のカウント!!
「ストップ」の宣告とジェスチャーをしました。

この時、攻撃マン選手は、誰が打つのか理解らなかった?と言っていましたので「サービスも1本交替! レシーバーが13回守り抜いたら、相手サーバーの負けです。そして、ストロークカウンターは、レシーバー側に向いてカウントしている」と、ここから「促進ルール」について改めて説明をしました。

こんな説明をしていると、カットマンの集中力が失せて、次のゲームは落とし、フルセットまでもつれ込んでしまいました。

結果は促進ルール慣れしていたカットマンが意地の勝利でした。
この1マッチ中、「サーティー」のカウントコールは3、4回ありました。
頭で理解しても、中々調度良い所では、攻撃出来ないというのが、戦いを経験をした選手の言葉でした。


日本リーグの女子団体戦で、カウント2本で促進に入った試合を目の当たりにしましたが、私達の身近でも何時でもありえる事だと改めて思いました。
促進ルールの審判法など勉強しておくと良いと思います。
因みに「ラージボール」ではゲーム開始後《8分》ですよ〜(^o^)