2013年07月27日更新
卓球サービスの「フォールト」と「レット」

写真:卓球サービスの「フォールト」と「レット」

卓球試合の中で、一番最初の打球である「サービス」のルール…
サービス時に審判員から告げられる「フォールト」と「レット」について
深く考えたことがありますか?

「フォールト」とはサービスミスでたとえ相手コートに入ったとしても、サービスミスで得点は相手に与えられてしまいます。
「レット」とは何らかの理由で、サービスのやり直し宣言です!


※「フォールト」は21項目になります。
①サービス開始時に一旦静止していない。
②ボールを握っていてオープンハンドでない。
③ボールが手のひらでなく、指に乗っている。
④開始時にボールの位置がエンドラインの内側。
⑤開始時にボールの位置が卓球台の下。
⑥ボールがほぼ垂直には投げ上げられなかった。
⑦指で回転をかけた。
⑧ボールが16㎝以上上がっていない。
⑨打球までに何か他のものに触れてしまった。
⑩上昇中に打球した(ぶっつけサービス)
⑪ラバーのない側の(裏面)で打球した。
⑫ボールをサーバーの身体で隠した。
⑬ボールをダブルスパートナーで隠した。
⑭フリーアーム、フリーハンドをサービス開始後すぐに「ボールとネットとの空間」から移動させなかった。
⑮エンドラインの内側で打球した。
⑯卓球台より下で打球した。
⑰サーバー側のコートに触れなかった。
⑱レシーバー側のコートに触れなかった。
⑲ダブルスで、サーバーの左サイドコート(左半分)に触れた。
⑳ダブルスで、レシーバーの左サイドコート(左半分)に触れた。
21)サーバー又はダブルスのパートナーの身体の一部、又はユニフォームでボールを隠した。


※「レット」やり直しのサービス
①ポイントスコアがまだ表示されていないのにサービスを出そうとした。
②ポイントコール前にサービスが出された。
③レシーバーがまだ準備できていなかった。
④サービスが疑わしかった(試合最初のみ)
⑤サービスが相手コートに入る前にネットに触れた。
⑥ネットに触れたボールをレシーバーが進路妨害(オブストラクト)した。
⑦ボールが相手選手の汗で濡れていた。
⑧ダブルスのレシーバーが正しい順番でなかった。
⑨車椅子競技者の場合
  ・レシーバーのコートに触れた後、ボールがネット方向に戻った。
  ・レシーバーのコートに止まった。
  ・シングルスで、レシーバーのコートに触れた後、どちらかのサイドラインを横切った。
⑩ラリー中競技条件が乱れた場合。
  ・ボールが侵入してきたり、地震等で競技が続けられないと主審が判断した時。
   a選手はコールがあるまで全力でプレーしなければならない。
   b自分が競技している打球が隣に侵入してしまった場合に、隣のプレー領域に安易に入ってはいけない。   
   プレー中の選手と接触をし怪我をする場合がある。
   cダブルスパートナーとの接触、ボールがフェンスを超えてしまった場合はレットとはならない。
⑪ラリー中にぼーるが破損したと主審に確認された場合。
  ・試合再開に際しては確認のため数本の練習ラリーが認められる。


サービスのルールとして「フォールト」21項目と「レット」11項目が定められています。
自分のサービスが本当に正しいかもう一度見なおして見たいと思います。
そして、フェアプレーで清々しい気持ちで試合に望みましょう(^^♪