2013年07月16日更新
身体が硬い・軟らかい

写真:身体が硬い・軟らかい

大変暑い日が毎日続いています(*_*;
卓球教室での、ストレッチ以外、毎日やっていたストレッチなど‥
この暑さで、前ほど頑張って出来ていません…皆さんは如何ですか??
体硬く成っていないか心配です〜教室ではどんなに暑くてもしっかりやっていますよ(^_-)-☆

そこで〜皆さんは「身体が硬い」…イメージでは余り良くなくて「身体が柔らかい」は…良い印象に捉えていませんか!?
アスリートだからといって、全員が柔軟性が高いわけでは無いそうです。
勿論、その競技に必要な関節の柔らかさは確保されていて、それ以外の所は驚くほど硬い選手も少なくないというのです。

そういえば思い当たります。
私の方が友人より身体が軟らかいが、卓球プレーではボールタッチが固いし、バックハンドスマッシュでは、肘関節は硬いのか、肘が中にはいらず、スライス気味のバックハンドに成ってしまう。

友人は、要所々々、手首や肘の入りなど「しなり」さえ感じるが…柔軟体操やストレッチでは私より硬かった。
友人には「身体が柔らかくても、卓球は私の方が軟らかいから〜いいんだぁ〜(笑)」…試合合間の会話^^;


では、身体が硬い選手と軟らかい選手、どちらがケガをしにくいのでしょうか?
人には生まれつきの個性というべき、元々関節が軟らかくて、大人になっても軟らかさを持続する人もいるそうです。
こういう軟らかい関節のことを「関節弛緩性」(しかん)と呼びます。

関節の硬さには個人差がある一方、筋肉の硬さと量にも個人差が有ります。
仮に関節が軟らかくても、筋肉が硬ければ身体は柔らかくなりません。

「関節弛緩性」があっても、筋肉が緊張している場合、柔軟性低くなリ、安定性が確保できなければ自分の筋力で関節を痛めてしまう事も考えられるという。

逆に関節が硬くても、筋肉は柔軟で軟らかさを保っている場合もあります。
非常にバネのある動きをするアスリート等はこのタイプに属すると言います。

一見、身体は硬そうに見えて、筋肉はしなやかさを保っていて、触っても弾力性はあるものの硬い感じはしない、こういう選手は
ケガが少ない傾向にあるということです。

「関節弛緩性」の選手では、多少の捻挫などでは関節が軟らかい為、気づかない事もあるが、
強い外力が加わってしまうと重篤な捻挫、靭帯損傷になる可能性が高いので、関節周りにある細かい筋肉のトレーニングで関節を安定させる事が怪我防止の対処法です。

「筋タイトネス(筋肉が硬い)」に関しては、もうストレッチしかありません!!
でも、無理に開脚前屈などで床にべっとり〜なんて無理は禁物です。
関節自体は硬くても、筋が柔らかければ怪我の可能性は減るわけですから(^O^)


ケガをしにくいのは、身体が硬い選手か、軟らかい選手か…??
結論は、どちらもケガをする可能性はあり、どちらもケガに対しては予防の努力をしなければ成らないということですね!