2013年06月21日更新
卓球あれこれ 『Q&A』 #17

写真:卓球あれこれ 『Q&A』 #17

『Q』世界卓球で審判員がメダルのようなものを持っていました。
あれは何をしているのですか?

『A』最近は世界卓球のようなビッグイベントがテレビで放映されるので、
国際大会を見る機会が増えてきていますね
試合を始める前に、審判員が選手にコインを見せているシーンを目にしている方も
多いと思います。
これは日本で言うジャンケンに当たる行為で、「コイントス」と呼ばれています。

審判員は予め用意していたコインをランキングの高い選手に提示して、
「表」と「裏」いずれかの面を選んでもらいます。
その選手の選んだ面の反対がもう一方の選手の面になります。

その後、審判員が、コインを投げ上げ(トス)、コインが落下して手の上で、
向いた面に該当する選手がサービス、レシーブ、エンドの選択権を得ます。


例えば、A選手とB選手の対戦でA選手が「表」を選ぶと、B選手は「裏」となります。
そして、コイントスを行なって「裏」が上を向いた場合は、
B選手が先にサービス、レシーブ、エンドのいずれかを選択します。
その後、A選手が残りの権利を選ぶと言う流れになります。

日本では試合前にジャンケンを行なってサービス、レシーブ、エンドの選択権を
決めるのが一般的ですが、国際大会ではそれをコイントスによって決めるわけです。



私が審判員を務めた、日本リーグではジャンケンで行いました。
明日、観戦に行く橫浜での「ジャパン・オープン」ではコイントスなのでしょうか(*^_^*)