2013年06月03日更新
卓球あれこれ 『Q&A』 #16

写真:卓球あれこれ 『Q&A』 #16

『Q』
コートの外にボールが行ってしまった場合(オーバーミス)、相手の得点になりますが、
もし相手がオーバーしてしまったボールを自分が打ってしまった場合、
どちらの点数になるのでしょうか?
『A』
明らかに、自領コートのプレーイングサーフェス上を通過し、エンドラインの外に出たボールは、
その時点でこちらの得点です。
そのボールがノーバウンドで自分のラケット(ラケットハンド)に触れても問題ありません。
昔は、ノーバウンドで打ってしまうと、こちらのミスだった時期もありましたが、今はOKです。

*オブストラクションの対象となるケースかどうか…
ルールブック、審判法ハンドブックを調べました所、ボールの飛行方向と
オブストラクションの関係になります。

自領コートのエンドラインを横切る方向に飛んでくるボールがプレーイングサーフェス上で
ラケットハンドやウェアに触れた場合は、明らかにオブストラクションで、こちらのミスになります。

オブストラクションの判定は審判員としては、結構難しいです。
できれば、完全に床に落ちるまでボールに触れないようにした方が良いと思います。


『Q』
卓球選手はなぜ卓球台を素手で拭いているのですか?
試合中、選手が台を手で拭いているような仕草が多いのですが、あれは何をしているのでしょうか?
選手によっては、ネットが張ってある所迄きて、拭いていいます。
(自分の汗を拭くにしても遠いですよね)
卓球界での何かのおまじないですか?

『A』
実は、まさに、汗を拭いております。(笑)
卓球では、ポイントの合計が6の倍数ごとにしかタオルを使用する事は認められていません。
しかし、実際には、2、3点で手に汗がにじんできて、ラケットが滑る事があります。
~なので、台を使って手を拭いているのです。

ネットの近くで行うのは、ネットの手前、特にサイドのネット前は、ほとんどボールが
行く事はないので、汗による影響が一番少なくて済むからです。
台が濡れていると、ボールが滑ってバウンドが変わる事があるので、エンドラインの近くで
やる人は少ないです。   


『Q』
これは卓球のイップスでしょうか?
試合で普通のフォアが全然入らなくなりました。
今まで打てていたはずのボールがまったくです。
手首が自分じゃないみたいにくねって曲がって、コートにまったくボールが入りません。
でもサーブやカットは入ります。そして選手との打ち合いも普通にできます。
これはイップスでしょうか?

『A』
1.ゆっくりと修正していく
2.手首を使った高回転ドライブを使えるように努力する

いずれも、メンタル面を安定させることが非常に重要です!
イップスなんて考えず、~練習をすれば入るんだと…思い込むことですかね(^_-)-☆