2013年05月31日更新
チームがひとつの方向へ~
![]() もうすぐ、25年度前期日本卓球リーグ神奈川大会がとどろきアリーナで行われます。 この大会は日本最高峰のチーム戦です。 タイムテーブルによると、初日の(男2部)JOCエリートアカデミー他7チームの試合から始まり、最終日の6/16(日)では(男1部)原田鋼業他7チーム(女1部)中国電力他7チームの試合になります。 しかし、日本卓球リーグは5/25(土)からホームマッチにより始まっています。 この大会会場、川崎市とどろきアリーナを、ホームとする信号器材(8位)が愛知工業大学(4位)とホーマッチ20番目の試合として行われます。 本番の審判の勉強とチームワーク力等など、観戦してきたいと思います。 福原愛選手もチーム戦が好きと言っていましたし又、団体戦では活躍も観られますね! チーム戦で活躍できるポイントは、何でしょうか… 実力は勿論ですが、チームワーク?、精神力?~~ 教本によると… チームがひとつの方向へいくポイントは・・・ ①最終目標は、ただの「数字」や「言葉」ではなく具体的な「行動」イメージと変えていく。 ②「このチームで何をするのか、何をすべきか」という行動指針をつくり結果を出すための手順を明らかにしていく。 ③チームづくりには段階があるため、段階ごとに異なる「ストーリー」をつくりあげていく。 ④1~10まで指示するのではなく「次はこうしなければ」と自ら考え、行動できるよう選手の意欲と行動力を喚起するミーティングを! イメージを活用し目標の具体化とは・・・ 例えばただ「優勝しよう」と言うより 「勝ったら皆んなでガッツポーズして喜ぼう」と言ったほうが選手はそのシーンを思い浮かべやすくなるそうです。 プロ野球のイチロウ選手の例では小6の時に書いた作文で 「僕が一流選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった方々を招待して応援してもらうのも夢のひとつです」と書いたそうです。 ただ「僕は日本一になりたいです」と書いたのでは目標としてのイメージが湧かず、その過程で必要となるツライ練習を耐えぬくことも難しかったかもしれません。 ストーリーを作り上げるためには ①第一段階ではルールを理解するところから始める。 ②次に反復練習によって最低限必要な基礎を身につける。 ③第三段階ではその基礎を活かしてゲームが出来るようにする。 ④第四段階ではただプレイするだけでなく勝つためにはどうプレイすべきかを学ぶ。 ⑤最終段階では試合に臨むにあたって勝ちたいという思いを極限まで高める。 そしてストーリーとして、まずは「皆で一緒に頑張ろう」という雰囲気を作る上で、同じチームで卓球の仲間なのだという~ 存在そのものをお互いに受け入れる亊からスタートして「このチームで何をするのか、何をすべきか」という行動指針をつくる。 そして最後に結果を出すためにどんな手順が必要なのか明らかにしていく。 この様にストーリーに乗せてミーティングをしていくと全体像を明確にイメージ出来るようになる。 そもそも最初から全員を同じ方向へ向かせようとしても無理な話です。 バラバラな方向を向いている選手に共通のイメージを持たせ、段階ごとに浸透させていく亊で、徐々に全員のベクトル(目標達成の為の方向性)が同じ方向になっていくそうです。 「本当に強くなりたいと」奮い立つミーティングを受けた選手達は「次はこうしなければならない」ということを自ら考え、行動するようになるそうです。 チーム全体が強くなるという亊は、個人個人の力も向上していく事に繋がりますね! |
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