2013年05月10日更新
審判員実践講習会

写真:審判員実践講習会

6月の日本リーグ審判員要請に向けて、川崎市卓球協会では、5月の3日間を審判員実践練習会として川崎体育館自由練習日に設けて下さいました。
普段の試合での相互審判や、小さな大会の審判は自信があったので、つい日本リーグと知らず、要請を受けてしまい…(@@;)
そんな訳で、この3回の実践講習会は大変ありがたいものでした。
しかし、第一回目は私の試合と重なり、参加できず焦りを感じていました。


第二回目は絶対参加しなければと思っていた所に、男女高校生(ベスト4チーム)関東大会
決勝リーグでの審判要請があり、私の方から進んでやらせて頂きました。(ぶっつけ本番でした)
この日の経験は、色々な課題が見つかり…更に審判法の本を開き再度見直す切っ掛けにも成りました。
この2週間後に、横浜文体で団体リーグに参戦し、試合の合間に審判を積極的に
遣って勉強もしてみたりしました。

2回目審判員実践講習会の日がやって来ました。もう〜大丈夫と川崎体育館での実践です〜
3台を使い、各台に主審、副審、ストロークカウンターの三人に指導の上級審判者二人と分かれ、試合会場整備、試合領域への入り方と挨拶の仕方等など…

まずびっくりしたのが、このネットの張り方、ネット紐の処理の仕方は初めて経験しました。
ネット紐はチョウチョ結びにせず、ポールにクルクルと巻きつけていくのです。
日本リーグでは、この紐にボールが触り変化をしないようにするそうです。

そして5人で試合演技や、審判員役を交替で何度かやったのですが…
選手役の二人が、わざと違反サービスをしたり、ダブルスでは、ウロンサイド側にサービスをしてみたり〜 もう 大変大変!!

こんな中で、私が主審の時でした。
選手役の人が、ボールを掴んだまま台の下に大きくボールを持って行きました。
私はこの時点で、「フォルート!」と宣告してしまい指摘を受けました。
…そうです、まだボール手から離れていなかったのです。(手から離れてから初めてサービススタート)

次に明らかにボールをぶつけました。
前の指摘が頭に残り、つい「レット!」と宣告…これはダメで「フォールト」でした。

もう一つは、この選手役がいつもやっている自信があるサービスに、私は「フォールト!!」
としっかりと宣告しました。
デ・ス・ガ……ここから事件が起きました。
それは、私は手が10センチボール共に上がり、その先5センチしかサービス上げが無かったと言う判断でしたが…この方は、いつもの(ローカル)試合では、
「言われた亊はない〜いつものリズムで出したのでそんなはずは無い!上がっている!」と言い出したのです。

その他の人も、5センチでも上がっていたのに宣告しては試合に成らないのでは??
という意見も出てきて険悪状態。(演技は何処得やらマジに成っています)

ここで、私も選手の怒りで「point」を変えてはいけないと、審判長役を呼び相談しました。
上げの高さや斜め投げ上げは、ものさしでは測れないものなので一度「レット」とし、選手の注意を促しては…という亊でした。

コノ後、審判経験の多い友人が、監督役をやっていて、”わあ〜 わあ〜” 騒いだり、遣ってはいけないアドバイスをしてみたり、タイムアウトの時間を故意に伸ばしてみたり〜 もう、邪魔をする邪魔をする!!

慣れない私(審判)と慣れない副審とでは、タイムを測るべき主審が、副審に計るよう目配せし計らせて、指摘を受けてしまったりもしました。

静かで何も事件の起きない試合での審判員は自信があるのですが、これだけで「いっぱいいっぱい」なんですね^^;
この邪魔されまくった試合での審判員としては、まだ余裕が無いようです。

あと、1回の実践講習会が5月末にあります。
ここで、しっかりと出来ますように☆彡