2013年04月16日更新
平成25年4月1日改定後・実施の日本卓球ルール

写真:平成25年4月1日改定後・実施の日本卓球ルール

平成24年9月1日に国際卓球連盟のルール改定がありました。

日本卓球ルールブックはまだ配布されてはいませんが、国際連盟に従い国内ルールの改定と成っています。

世界、国内最高峰の大会以外は余り影響はないようですが、卓球競技をしている私達も、頭の片隅に置いておきたいと思います。
日本を誇る「水谷隼選手」の卓球界への声も大いに世界に届いた改正だと思います。


第一章 基本ルール
1・15    促進をルール(整理訂正)

1・15・3・1 ボールがインプレーの場合は、主審はそのラリーを中断し、次いで中断されたラリーにおいてサービスを行った競技者のサービスで競技を再開する。

1・15・3・2 ボールがインプレーでない場合は、直前のラリーでレシーブした競技者のサービスで競技を再開する。

1・15・4 ゲームが終了するまで、競技者は1ポイントずつ交替してサービスを行う。
       レシーバー側が1度のラリーにおいて13回のリターンに成功した場合、
       レシーバー側に1ポイントが与えられる。

1・15・5   促進ルールが適用されても、そのマッチのサービスとレシーブの順序は、決められた順序に従い、変更はされない。

1・15・6   促進ルールが適用された場合、そのマッチの残りのゲームは促進ルールで行われる。


第二章 競技ルール
2・2     用具と競技条件

2・2・1・2  ラケットには「J・T・T・A・A」の刻印及び商標、または指定業者名の連続刻印がなければならない。
       ユニフォームにおけるJTTAのワッペンは、JTTAが公認したことを示す。

2・2・2・8  団体戦、個人戦、ダブルスに出場する全競技者は、靴及び靴下、同じ服装で競技しなければならない。(広告の数、大きさ、色、デザインを除く)

2・2・4・7  ラケットコントロール検査は、通常マッチ前に行われる。
       準々決勝の前までは無作為に行われる。

       準々決勝以降では、個人戦における全てのマッチ、全ての団体戦における指定された個々のマッチに対して行われる。

       但し、競技者がマッチ前検査にラケットを提出しなかった場合にマッチ終了後に行わっれる。

2・2・4・8  マッチ前のラケットコントロール検査に合格しなかったラケットは、そのマッチでは使用できないので、別のラケットを使用しなければならい。

       その使用したラケットはマッチ終了後に検査されることになるが、もしマッチ後のラケットコントロール検査に合格しなかった場合は、そのラケットを使用した競技者にペナルティーが科せられる。


2・2・5・3  フェンスの内側のレタリング及びシンボルマークに使用する色は、使用球と明らかに違う色で2種類とする。

       フェンスの地色より僅かに濃いか、淡い色で描かれている亊が望ましい。
       レタリングやシンボルマークは、縦の長さが40㎝以下でなければならない。

2・2・5・4  床につけるマーキングの色は、使用球と明らかに違う色とし、背景色より僅かに濃いか淡い色が望ましい。

2・2・5・6  テーブルの製造業者の広告は、天板の各半面の各側面と各エンド面に1ヶ所ずつに恒久的広告、それ以外に一時的な広告をつけることが出来る。

       其々の広告の長さの合計は60㎝以下でなければならない。
       一時的な広告は、恒久的な広告とは明らかに離れた位置とする。
       他の卓球用具メーカーの広告であってはならない。

       テーブルの製造業者やメーカーの広告やロゴ、及びテーブル名や製造業者、メーカー名を天板を支える脚や台に付けることは出来ない。
         (テーブル製造業者やメーカーが大会のタイトルスポンサーである場合を除く)



これから、25年度版、日本卓球ルールブックが発行されると思いますが、このルールブック通りのクリーンな卓球競技を皆で目指して行きましょう☆彡