2013年03月27日更新
新卓球・ラージボールってナニ?
明日、久々にラージボール大会シングルスに参加します。 いつも硬式の練習しかやっていなかったので、大会近くになった日からは、卓球教室の休憩時間などYコーチと間を縫って少しの練習です。 教室始まりの時間に硬式に戻すと、まるで石が飛んでくるような早さと硬さを感じ、よけたくなりますね(・_・) それでも、10分ぐらい40ミリボールを打っていると、いつの間にか元に戻りますよ! 教室の生徒さんたちは、ラージボール経験がないようなので、時々質問を受けます。 先日には、ネットアダプターをそのままに硬式ボールを打っていて、おかしいと気づいたなんて事も有りました(^_^ 新卓球・ラージボールってナニ?……書いてみました。 野球やテニスに硬式と軟式があるように、サッカーとフットサルがあるように、室内バレーとビーチバレーがあるように、卓球にも兄弟スポーツがあるんです。 それが新卓球、通称「ラージボール」です。 平成24年4月1日の改定で「新卓球(ラージボール)ルール」は「ラージボール卓球ルール」と名称を改める…と「日本卓球ルールブック」に書かれていました。 ラージボールは1988年に生まれた新しいタイプの卓球で、その名の通りボールを大きくすることで、ボールスピードを減らし、よりラリーが続きやすくなるようにしたもの。 通常のボール(硬式)の直径は40mmで重さは2.7g。 ラージボールは10%増の44mmで、重さは2.2?2.4gと軽くなっています。 違いはボールだけではなく、ネットの高さも通常15.25cmが、17.25cmと2cm増。 さらにラバーも、回転をかけにくい表ソフトと呼ばれるものしか使えない。 ボールは遅く、ネットは高く、回転はかからないので、打ってみれば分かリいらますが、かなりラリーは簡単になるので、レジャーで楽しむだけの初心者ならば、こっちのほうがオススメだと言われていますが〜〜 一般的にはマイナーなラージボールですが、年1回の全国大会があります。 全国大会ではありますが予選はなく、誰でも参加ができるのが特徴です。 私達も横須賀大会や、山形大会など全国大会も旅行がてら参戦したことも有りましたね。 最近では、ラージボール大会も多くなって、神奈川大会であっても、静岡、山梨、群馬など 近隣県から毎回試合に来る人達が沢山います。 ラージボールのサービスについて… 簡単に言えば硬式と比べて. 「ショートサービスのリスクが増え、反対にロングサービスの リスクが減った」 という点に尽きると思います。 「軽くて大きなボール・表ソフト」 により、回転がかかりにくいラージの場合、ショートサービスだと、選手間にそれなりにレベル差があっても、簡単に払うことができます。 「時間の余裕」が武器であるラージボールでは、、超前陣(むしろ台上)でのフリックは、得点こそ狙えなくても、相手に時間を与えないため、体勢を崩すことができる大きな武器だそうです。 反対に、「表ソフト・高いネット」により、ロングサービスに対するレシーブ強打は、 かなり難易度が高くなりました。 サービスがネット近くまで浮かない限り、一発で抜くことは困難と言われます。 ボールの高ささえ気を付ければ、ショートサービスよりも単調なレシーブが返ってきやすいのです。 30、40代で、硬式と兼用しているようなバリバリ動ける選手は、ショートサービスのデメリットをカバーし、早い段階でラリーを決めてきますが、年齢が上がるにつれ、ロングサービスからの大きな展開で点を取る傾向が高いように感じます。 初めてラージボールを経験した人の感想は「球は大きいんですが、普通の球より軽いんですね」 「ラージボールだと、空気の抵抗を受けてる分、速度が落ちるんで、ラリーが続きやすいですね♪」 「ワンバウンドしてから意外に手元までのびてこない!」と言います。 試合で気をつけないといけないことは… ☆試合は、11本先取の3セットマッチ。 ジュースになったときは、先に2ポイントリードするか、13点目を取ったほうが勝ち。 初めて参戦した全国大会では、これで失敗したのを思い出します^^; ラージボールは、硬式と比べると、球のスピードも、跳ね方も違いスピードは硬式よりも遅く、跳ね方も、硬式より跳ねません。 それなので、生涯スポーツとして年齢も関係なく楽しめるスポーツです。 皆さんも、機会がありましたら体験してみては如何ですか? 私達も硬式卓球の向上に役立つと考え、たまに遣ってみています。 |
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